不安なときの対処方法を知りたい方へ
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は不安症や心配性だと自覚しています。
私自身、不登校や職場での不適応により、不安障害や過敏性腸症候群、適応障害など、様々な精神疾患になった過去があります。
精神疾患や自分と向き合い、今私自身が思う不安との戦い方についてお話しします。
本日の記事
なぜ不安になるのかが分かる
不安なときどう対処すればいいか分かる
Contents
不安症の人の特徴
不安症の自分と向き合おうとする姿勢が大事です。
不安症はなかなか治りません。
不安症である自分と向き合い、少しずつ不安症の程度を軽くしていくイメージで自分を育てていきましょう。
まず、不安症な人の特徴についてお話しします。
失敗を過度に恐れすぎている
周りからの目が怖いと感じていませんか?
失敗してしまったときのことを考えて行動できない、失敗したときのことを考えると何もしていないのに精神的に疲弊してしまうという経験はありませんか?
このような経験がある人は『周りからどう思われているか』を必要以上に考えてしまっている可能性があります。
完璧主義
自分はプライドが高いのではと思ったことはありませんか?
プライドが高過ぎると行動するまでに「失敗できない」という想いが先行し、なかなか実行に移せなくなってしまいます。
失敗できないという場面もあるかもしれません。
しかし、それは自分のプライドを守るためではありませんか?
一つの事しかできない
マルチタスクが苦手ではありませんか?
複数のことを同時こなすのが苦手だと、不安な気持ちが押し寄せてきたとき他のことが手につかなくなり、不安なことだけが頭の中でいっぱいになってしまいます。
考えすぎて行動できない
不安な思いばかりが先行し、行動できていないということはありませんか?
行動を起こそうとするとき、メリットとデメリットの両方がある場合、行動に移すのが怖くなり、なかなか行動に移せない...という経験はありませんか?
また、デメリットの数がメリットの数より圧倒的に少なかったとしても、行動に移せない人もいるかもしれません。
不安なときに試してほしい対処法
次に不安症の私が考える、不安症な人に試してほしい対処法についてお話しします。
不安に思うことは考える意味があるかもう一度考える
最終的に考えても意味がないことで不安に思っていませんか?
まず今不安に思っていることを不安に思う必要があるか考えてみましょう。
意外と考えても仕様がないことで考えていることは多いものです。
悩みの種類が多い時は特に不安の負のループに陥りがちです。
例えば、「明日雨が降るから頭が痛くなるかもしれない」ということであれば、自分の力で天候を変えることは不可能ですよね。
自分にできるのはできるだけ頭痛を起こらなくするための予防と、頭痛が発生したときの対処のみですよね。
不安にフォーカスするのではなく、具体的に頭痛をどう対処するかにフォーカスしましょう。
不安なことを紙に書きだす
漠然と不安な気持ちに駆られていませんか?
不安を解決するために大切なのは、何に悩みどうすれば解決できるかを具体的な解決案を導き出すことです。
まず今何を不安に思っているのか紙に書き出してみましょう。
そしてそれを深堀りしていきます。
「なぜそう思うのか」という思考を何度も繰り返すことで、より深く不安に思っている原因を知ることができ、解決策を導くことができます。
例えば、
学校に行きたくない⇒授業中間違えてしまうかもしれない⇒間違えると先生やクラスメートに笑われる⇒プライドが高い、完璧主義
⇒プライドの高さって必要なの?どうすればプライドを少しでも捨てられるかを考えよう!
といった感じです。
時間を空けて考える
一番前向きになれる時間に不安に思うことについて考えてみましょう。
人によって前向きに考えられる時間、後ろ向きに考えてしまいやすい時間があると思います。
夜になると感情的に考えやすいともいわれていますよね。
朝型の人もいれば夜型の人もいると思います。
自分が一番前向きに考えられる時間に不安なことについて考えるようにしてみましょう。
後向きに考えてしまう時間に悩んでも、感情的なことしか考えられず、具体的な考えが浮かんでこない可能性が高いです。
不登校生の場合、寝る前や起きてすぐ、午前中などはなかなか前向きに考えるのが難しい時間だと思います。
午後や夕方など比較的自分が、前向きに思える時間に考えを膨らませましょう。
周囲の頼れる人に相談する
自分だけで考えていても具体的な解決案が出ない人は視点を変えて周囲からの意見を聞いてみましょう。
不安を話し解決案を出してくれたのに、「今の自分には難しい...」と思えることもあるでしょう。
一気に実行しなくて大丈夫です。
自分にできることからやって行けば遅くても進みます。
一歩が踏めないと前には進めません。
相談したことだけでも十分一歩進んでいますよ。
不安な原因からできるだけ逃げる
逃げることも選択肢に入れていいです。
不安で不安で仕方なく、その問題から逃げると問題の全てが解決するかもしれないといった場合は逃げると一気に状況が変わることがあります。
逃げることも選択肢に入れておくと精神的にも安定することもあります。
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まとめ 不安に思う程度は人それぞれ
記事のポイントをまとめます。
不安症の人の特徴4つ
①失敗を恐れすぎる、②完璧主義、③一つの事しか考えられない、④考えすぎて行動できない
不安なときの対処法は5つ
①不安に思う必要があるかもう一度考える、②不安なことを紙に書き出す、③時間を空けて考える、④周囲に頼る、⑤不安の原因から逃げる
不安なときは嫌な考えが止まらずしんどくなってしまいますよね。
決して不安に思ってしまう自分を責める必要はありません。
不安に思う程度は人それぞれです。
他の人とくらべて自分は異常なんじゃないかと他人と比較するのではなく、自分と向き合うようにしていきましょう。