メンタルヘルス

自己犠牲をやめる為の対処法5つ。誰かの為に生きてない?

 

こんにちは、あしゅです。

皆さんは自分を犠牲にしてはいませんか? 

 

私は学生の時、自分を犠牲にしながら、親に喜ばれるために親に叱られないために生きていました。

しかし最終的に誰のために生きているのかがわからなくなり、自分で自分を追い込み、精神疾患になってしまったんですよね。

 

前回は自己犠牲をしてはいけない理由についてお話してきたんですが、今回はその続きとして、自己犠牲をしないためにできることをお話していきます。

 

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あしゅ
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自己犠牲をやめるためにできること

 

仲介役を卒業する

 

自己犠牲を辞めるためにできることの1つ目が、仲介役を卒業するという点。

 

家族関係や友人関係などで常に仲裁に回ったり、板挟みに遭ったりしていませんか?

 

私自身も親のけんかの仲裁役に入ることが多く、毎日のように勃発するけんかに精神的にも振り回されていたんですよね。

そのうち全然関係ないのに「私のせいで喧嘩しているんじゃないか不安になってきて自分を責めてしまうようになってしまったんです。

 

しかし精神疾患になってから親のけんかの仲裁が、自分のストレスになっていたことに気付いて、仲裁役を卒業したんですよね。

私無しで喧嘩がうまく収まるのか不安ではありましたが、自分が傷ついたり自分にストレスが返ってくる方が嫌だと割り切りました。

 

それから自分に使える時間が増えて、自分自身のメンタルを守ることもできて一石二鳥になりました。

精神的なプレッシャーや義務感からも解放されたので、仲裁役は卒業するに越したことないなと思うようになりました。

 

 

自己中心的に生きる

 

自己犠牲を辞めるためにできることの2つ目が、自己中心的に生きるという点。

 

自己中心的に生きると聞いてどう思いますか?

自己中心的と聞くと精神的に未熟なイメージをもとられるかもしれませんが、ある程度の自己中心的な考えや行動は自分を動かすための原動力としてもとても大切なんですよね。

 

自己中心性がないと、何がしたいのかがわからなくなってしまったり、何がよくて何が嫌なのか自分の感情が見えなくなってしまったりと精神的に不安定になる要因が出てきてしまうんです。

自分の意志があれば「誰かに流されたくない」「自分を犠牲にせずやりたいことをやりたい」という感情になるので、自己中心的に生きるのは大事かなと思います。

 

冒頭でもお話したように私は学生の時、常にだれかの機嫌をうかがいながら、誰にも責められず逆に喜ばれる行動ばかりをしていました。

その結果、自己中心的な考えとは程遠い考えになり、自分のために自分を癒してあげる時間が取れなかったり、嫌なことを嫌と言えない子になってストレスを溜めがちになったりしてたんですよね。

 

精神疾患になってからは、このままの考えで行くとまた詰むなと感じたので、自己中心的に生きることを決めました。

 

最初は自己中心的に生きようと思ってもなかなか難しかったんですが、ちょっとでもやりたいと思ったことはすぐ挑戦してみたり、嫌だと思うことは拒否したりして自己中心的に生きるようになりました。

それからは人生の充実感が上がったり、他人から利用されることも減ったかなと感じています。

 

 

人に頼る力を持つ

 

自己犠牲を辞めるためにできることの3つ目が、人に頼る力を持つという点。

 

ちゃんと人に頼れていますか?

私が学生だった時、プライドが高くて、自分の弱みを見せられない子どもだったんですよね。

 

そのこともあって不安なことがあったり、寂しくなってしまったり、甘えたい時も一人で抱え込んで、一人でどうにかしようとしてきました。

しかしその結果、強い自分を見せ続けなければならなくなり、人に頼りづらいキャラを作り出してしまったんですよね。

かっこいい女の子を演じるのに精一杯になった私は最終的にストレスを抱えきれなくなり、精神疾患になってしまいました

 

それからは努力家なところは悪いところではないけど、適度に息抜きをして適度に人に頼ることも大切なのかもしれないと思うようになりました。

最初は人に甘えたりすることは恥ずかしいことだと思っていたんですが、頼られて嬉しい人も中にはいますので、お互いウィンウィンになることもあります。

 

また私の場合、リアルの人となると自分を高く見せてしまうので、ネットの友人にストレスなどを吐き出すようになりました。

リアルで甘えるのが苦手という方は、ネットで自分が甘えられそうな人を探してみるのもいいかもしれません。

 

 

言いたいことを言う勇気を持つ

 

自己犠牲を辞めるためにできることの4つ目が、言いたいことを言う勇気を持つという点。

 

思ったことをため込みがちではありませんか?

 

私の場合は学生の時、親に言いたいことがあっても、「反論されるだけだから言わない方がマシだ」と思って一人で気持ちを背負い込んでいたんです。

しかしそれではストレスがたまり続ける一方ですよね。

 

「どこかで嫌われる勇気を持たなければいけない」「みんなに好かれるのは無理なんだ」精神疾患になってから思うようになり、自分の言いたいことや反論したいことは言葉遣いに気を付けながら伝えるようになりました。

 

実際に言いたいことを言ってみて理不尽に私の意見を却下されたこともありましたが、それよりも「こいつは自分の意志を持っている」というアピールをすることの方が大事なんですよね。

 

意思を持っていることが伝われば相手に振り回されにくくなり、牽制できることもあります。

なので自分の言いたいことは相手の感情を逆なでしないようなタイミングを見計らって言って、自分の意志や自分の要求をアピールした方がいいと思います。

 

 

嫌な空気になったら自室に逃げる

 

自己犠牲を辞めるためにできることの5つ目が、嫌な空気になったら自室に逃げるという点。

 

何かマイナスなことが起こったとき率先して場をまとめようとしたり、場を和ませようと尽力してはいませんか?

 

誰かのために動けるのは素晴らしい事ですが、でもそのままの生活を続けていると自分が犠牲になる可能性があります。

 

私自身、学生の時に親のけんかが頻繁に起こっていて、私が間に入ったり、私自身が家事をしたり妹の面倒を見たりして、どうにか場をまとめようとしていました

しかし喧嘩が毎日になっていた頃、私は急に「いつまでこの生活が続くのか」自分の今までの行動に嫌気がさしてしまったんですよね。

 

そして精神疾患になってしまい、このままの板挟み地獄から脱出しなければならないと思い、まず嫌な空気になったと感じたら、自分の身と心を守るために自室にこもるようになりました。

自室に逃げるようになってから、自分の時間を確保することもできましたし、自分と関係のないことに巻き込まれることも減りました。

また自然とストレスを感じる事も少なくなり、精神状態も安定する日が増えていきました。




 

治療も大事だが、思考の変化も大事

 

記事のポイントをまとめます。

自己犠牲を辞めるためにできることは、①仲介役を卒業する、②自己中心的に生きる、③人に頼る力を身につける、④言いたいことを言う勇気を持つ、⑤嫌な空気になったら自室に逃げる

 

自己犠牲をした結果、精神疾患になってしまった方もいるかもしれません。

そういう方は治療を行うことも大事ですが、今までの自分の行動や思考を変えることも忘れないようにしてくださいね。

それができてないと、よくなったとしてもまた精神疾患を再発してしまう可能性が高まってしまうので....。

 

そして自己犠牲をしてはいけない理由や自己犠牲をしないためにできる思考法については分かったけど、なかなか一歩踏み出せないという人もいるかもしれません。

勇気を出すことって本当に難しいことですよね。

 

でも自分の力を信じて一歩踏み出す力は、早いうちに身に着けておいて損のない力です。

嫌われる勇気を持つことが難しいと思う方もいるかもしれませんが、人の取捨選択も全然ありなので、自分のペースで少しずつ小さな一歩を歩んでいってほしいなと思います。

 

 

あしゅ

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