毒親から逃げたいと思っている方へ
と悩んでいませんか?
高校を卒業し親元を離れ毒親から解放されたことで自分と親との関係を見つめなおし、親に歯向かう勇気ができた私が今回は「毒親から逃げる方法」の記事を書きます。
一記事だけでは不十分なので、何記事かに分けて今後も毒親について取り上げていきます。
また、毒親にもいろんなタイプがあり自分の経験だけでは不十分だと考えたので、私なりに調べた結果も併せてお話しします。
本記事の内容
毒親から逃げるために大切なことが分かる
毒親から逃げるために今すべきことが分かる
Contents
毒親から逃げるために重要なこと
計画をきちんと練る
計画をしっかり練らないと逃亡計画は失敗します。
毒親は執着心が高いためいつまでも子どもをコントロールしようとしてきます。
生半可な逃亡計画では毒親には通用しません。
毒親には過干渉な親や虐待をする親などいろんなタイプの親が存在しますが、どのタイプにも共通して言えるのは、束縛の強さです。
「自分は親から無関心に育てられたから逃げても大丈夫だろう」と思っている人もいるかもしれませんが、いざ逃げてみると友人やSNSを通じて、居場所を特定し追いかけてきたという経験をした人もいるようです。
進路としっかり向き合う
自分が一番優先したいことは何ですか?
経済状況や毒親の度合いによっては、『自分の進路』と『毒親から逃げること』を天秤にかけなければいけないかもしれません。
もし今、なりたい職業があり進学を目指している人は経済的な支援が親から受けられそうか考えてみましょう。
奨学金制度を使って大学に行けばいいと思っている人もいるかもしれませんが、奨学金制度に頼る生活は私はおすすめしません。
実際に奨学金を子ども名義で借り、子どもに借金をさせて親が使うケースが実際起こっているからです。
親が金銭面でだらしがない場合は奨学金は使わない方が賢明かもしれません。
また、実際に私自身奨学金を借りていたのですが毎月の返済はかなり大変です。
学校を卒業すると毎月何万円ものお金が何十年も飛んでいく生活が待っています。
確実に将来仕事をし続けれる保証があるとも言い切れません。
奨学金を借りるとしてもできるだけ少額を借りるようにしましょう。
経済力をつける
お金がなければ逃げることはまずできません。
コントロールされ続ける生活が今後も続いていきます。
毒親は経済的な面でマウントを取っていると言っても過言ではありません。
「どうせお金もないし逃げることなんてできないだろう」と親自身も思っているかもしれません。
逃げるためにはまず経済力です。
今後親から物理的に距離を置きたいということなら、家賃光熱費生活費、家を借りるときの敷金礼金などまとまったお金が必要となります。
また、進学して学校に行きたいと思っている人はこれにプラスして学費などがかかってきます。
逃げたいと思っているなら収入減を確保しておく必要があります。
18歳の人はできるだけ早く行動すべき
19歳は動きにくい年齢です。
18歳までなら児童養護施設に助けを求めることもできますが、19歳になると未成年で親の了承がいることがまだ多い上に、児童養護施設に助けを求めることも難しくなってしまいます。
18歳の人はできるだけ早く行動を選択する必要があります。
(参考)⇒ 児童養護施設の入所、22歳まで 来年度から延長
現在は児童養護施設に入所するのに年齢が引き上げられている場合もあるようですが、条件があるようなのでよく確認してみて下さい。
動くのが不安な気持ちも分かりますが、時として行動力も大事です。
自分だけで考えるのが不安な場合は電話相談なども使用してみましょう。
毒親から逃げるために今したいこと(対策)
どのぐらい親から逃げたいかを考える
完全に毒親から縁を切るのか、毒親と距離だけ置きたいのかを明確にしましょう。
毒親から縁を切りたい場合は壮大なスケールで計画を練る必要があります。
いったん毒親と距離を置いて精神的に安定させたいということなら物理的に距離と時間を置けば解決することもあります。
資金を貯める
今すぐにでもお金を貯めましょう。
資金がなければ逃亡計画はすぐに失敗します。
家でできる在宅ワークやアンケート調査等で空き時間に少しでも稼いだり、アルバイトをしたりして資金を貯めましょう。
リゾートバイトや短期間の住み込みバイトなどもあるので、一時的に今の家から離れ、まとまった期間でまとまったお金を稼ぐこともできます。
できるだけ家にいない時間を作る
精神的に危害を加えてくる親から物理的に距離を置きましょう。
親が家にいるだけで苦痛と言う人もいるかもしれません。
自分からできるだけ家にいる時間を減らしましょう。
できるだけ学校に残ったり、アルバイトをしたり、カフェや図書館に行ったり、、、
少しずつ家にいない時間を増やして精神的に安定できる時間を増やしていきましょう。
親に期待しない
毒親はすぐに変わるようなものではありません。
無関心な親や、過干渉な親、暴力的な親いろんな親がいると思います。
きつい言い方になってしまうかもしれませんが、毒親には期待しない方がいいです。
自分の力でこれからは生きていくと考えるのが、精神的にも自分を狂わされることなく着実に生きる方法です。
私の知り合いで毒親の父のもとで育った人がいます。
その人は、「この家に生まれるという生まれてきて一番最初のギャンブルに自分は負けた」と言っていました。
しかしその人は親と距離を置き、大学の費用も自分で工面しながら大学に通っていました。
全く親に期待しないという割り切ったスタンスに驚きを隠せませんでしたが、自分のことを客観的に見て自分の将来のために自分で考え行動する力に私は心を強く打たれました。
まとめ 毒親から逃げたらどんな人生を送りたいですか?
記事のポイントをまとめます。
毒親から逃げるために重要なことは4つ
①計画をきちんと練る、②進路としっかり向き合う、③経済力をつける、④18歳の人はできるだけ早く行動すべき
毒親から逃げるために今したいこと(対策)は4つ
①どのぐらい親から逃げたいのかを考える、②資金を貯める、③できるだけ家にいない時間を作る、④親に期待しない
毒親に苦しめられ辛い思いをした人もいると思います。
でもあなたの人生はあなたの物です。
親の便利品ではありません。
もしもあなたが毒親から解放されたら何をしたいですか?
私は毒親から離れて生活することで、心に余裕ができるようになりました。
門限も親の顔も気にせず自分の好きなことを好きなだけできる喜びは当時の私にとっては大変うれしく、親元を離れてからの何年間かの様々な経験や交流は私の世界観を一変しました。
親からのコントロールにより洗脳され、「親の援助がなければ自分だけでは生きていけない」と思い動くのが怖いと感じる方もいるでしょう。
しかしそんな人ほど一度外に出てみることをおすすめします。
外に出てみると意外と自分には生活していく力があることや、頼れる人がたくさんいることに気付きます。
学校や家族だけの狭い世界だけではない、新しい居心地のいい居場所を見つけ、自分らしくいられる未来が皆さんに訪れることを願っています。
あしゅ