と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は不登校になったり職場でハラスメントを受けたことが原因で、精神疾患に過去3度も陥りました。
(現在はうつ病を治療しています)
何度も精神疾患になった私は、目標を無理に立てる必要はないと考えています。
今回はこれまでの経験をもとに、目標を無理に立てる必要がない理由についてお話していきます。
本日の記事
・目標がない方がいい理由が分かる
・目標を立てる際に注意すべき人が分かる
Contents
目標がない方がいい理由
達成できなかった時に自分を責めてしまうから
目標がない方がいい理由に、達成できなかった時に自分を責めてしまうからという点があります。
目標が高くなればなるだけ、目標を達成できる可能性は低くなります。
また目標を設定したところで成功するとは限りません。
この2点をきちんと理解したうえで目標を設定しなければ、目標を達成できなかった時に自分を責める原因となってしまいます。
そして目標を達成したとしても、達成時の自分に満足できるかはわからないという点も覚えておきましょう。
体調によってできることは変わるから
目標がない方がいい理由に、体調によってできることが変わるからという点もあげられます。
「メンタルの状態によってできることが限られる」と思っている人はいませんか?
精神疾患は症状が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気。
そして再発率も高い病気です。
そのため少し無理をしてしまうと一気に体調を崩し、体が動かせなくなってしまうことも多いです。
またHSP気質がある人は周囲に影響されやすいため、うまくコントロールできなければ精神状態が不安定になってしまいがちに...
精神状態を安定させるのが厳しい人の場合、元気な時に設定した目標が体調に左右され、達成できなくなる可能性があることを忘れないようにしましょう。
自分の感情の変化に気付きにくいから
目標がない方がいい理由に、自分の感情の変化に気づきにくいからと言う点もあります。
目標をこなすことだけに意識が向いていませんか?
目標に向かって努力することは大切なことです。
しかしその時その時、一瞬一瞬のひらめきや感覚、欲を優先することも大事だということを忘れないようにしてください。
「他にこんなことをやってみたい」「やっぱりこっちに切り替えようかな」などといった一瞬の感覚を目標を達成しなければという理由でなかったことにしてしまうと視野が狭まってしまう可能性もありますよ。
無理をする原因になるから
目標がない方がいい理由として、無理をする原因になるからという点があげられるでしょう。
目標に向かってがむしゃらに頑張ることは良いこと。
しかし無理をし過ぎると身体的にも精神的にもストレスが溜まってしまいます。
目標に向かい行動することが義務になっていませんか?
義務感を持ち行動することで効率性を上げたり、自分を奮い立たせることができるかもしれません。
しかし『しなければならない』という義務感を強く持つと、『やりたくない』と思ってしまったときに前向きに休むことができません。
また体調を崩しているときに無理に遂行することで、逆に効率を下げてしまうこともありえますよ。
目標を立てる際に注意してほしい人
「目標を立ててはいけない!」というわけではありませんが、目標を立てる際に注意してほしい人についてここからはお話ししていきます。
精神疾患の症状がある人
精神疾患の症状がある人は目標を立てない方がいいかもしれません。
先ほどもお話ししたように、精神疾患は症状が重たくなったり軽くなったりを繰り返します。
そのため体調が変動しやすく、体調がすぐれない時は目標に向かって頑張ることが一気に難しく感じるかもしれません。
「辛い」「悲しい」といった負の感情が強い場合や意欲の低下が著しい場合、目標によっては達成が難しくなる可能性があるでしょう。
それでも目標を立てたいときは
- 長期的な目標ではなく短期的な目標を立てること
- 自分の体調が悪くなった時は目標を変えること
- 目標を立てたことが自分を責める原因になった場合はすぐに目標を取り消すこと
経験上これらのことが大切かもしれません。
義務感が強い人
目標を立てる際に注意してほしい人として、義務感が強い人もあげられるでしょう。
これまでに「真面目だね」と言われたことはありませんでしたか?
「~しなければならない」といった義務感を持ち行動している人の場合、『目標に向かって行動すること』が目的となり、自分の感情が見えなくなってしまうことがあります。
つまり「~したいから○○をする」という考えではなく、「~をしなければならないから○○をする」といった考えの人は要注意と言えるでしょう。
「やりたいことを実現するために目標を立て行動している」という感覚を忘れないようにしてくださいね。
そして、「したいことが変わってきたな」と感じたら目標を柔軟に変えることも大切ですよ。
まとめ 病気の時は気を紛らわしながら過ごすことを目標に
記事のポイントをまとめます。
目標を立てる際注意すべき人は、①精神疾患の人、②義務感が強い人
私がうつ病を再発した時、目標としていたことが実現不可能に思うほど精神を病んでしまっていました。
そのとき主治医は「とりあえず一日耐えしのぐ」というミッションを私に与えてくれました。
そして主治医が言ったように仕事やプライベートの目標は一旦放置して、私はゲームやYouTubeを見てダラダラと過ごすことを心がけ過ごしました。
病気を再発してすぐは時間を紛らわせる行動をして、後向きなことを考えをしてしまう時間を減らし、結果として症状を少しずつ安定させることができました。
これらの経験から今精神疾患と闘っている人にお伝えしたいのは、「気を紛らわしながら一日を過ごすことをとりあえずの目標としてほしい」という点です。
心がしんどい時は目標を一時中断してでも、精神を落ち着かせるためにダラダラと過ごすことが大切ですよ。