毒親が宗教にハマってしまった理由を知りたい方へ。
と悩んでいませんか?
こんにちは。あしゅです。
私は宗教家の親に教育され育ち、親に逆らえず宗教から逃れたい逃れたいと思いながら生きてきました。
現在私は宗教自体からは抜けれていませんが、全く信仰していない状況です(心は無宗教)。
先日このようなツイートするとこんな回答が返ってきました↓
毒親育ちの子どもたちへの質問です。
親はなにかの宗教を支持していますか?
(答えられる人のみ答えてください🙇♀️)— あしゅ🌙*゚@元不登校元適応障害 (@asyulog) 2020年1月4日
今回は宗教家の毒親に苦しんでいる子どもたちのために、同じく宗教家の毒母を持つ私が、宗教家の毒親の対処方法についてお話ししていきます。
本日の記事
毒親が宗教にハマる理由が分かる
毒親が宗教にハマってしまったときどう対応すればいいかが分かる
毒親が宗教を強要してくるときの対処方法が分かる
Contents
毒親が宗教にハマる理由
精神的安定を求めている
毒親は精神的な安定を求めている可能性があります。
宗教にハマる人は何か悩みを抱えている人や不安と戦っている人が多いです。
家庭、仕事、経済面、健康面、不安に思うことは人それぞれですが、一人で乗り越えるのが難しいような大きな問題に直面している場合などは宗教の勧誘など優しい言葉にのってしまいやすいです。
不安によって生まれた隙から宗教は入ってきます。
親の育った家が宗教家だった
毒親自身の育った家庭が宗教家だった可能性もあります。
宗教がある環境、何かを信じることが当たり前の環境、宗教のために自分を犠牲にする行動が当たり前のが当たり前で育ち、宗教に何も疑問を抱かずに育った場合、毒親も立派な宗教家となってしまいます。(負の連鎖)
育った家が宗教家だった場合は同じように、自分の子どもへも宗教の教育を熱心に行おうとするケースが多く、しつけの中に宗教が介入してくる場合も多いです。
毒親が宗教にハマったときどうすればいいか
放っておく
宗教家の毒親は放っておくのが一番です。
信仰の自由がある以上、入信や宗教活動を止めることはできません。
ですが、逆に言うと信仰の自由がある以上、親が子どもに入信を強制させることもできません。
家庭での役割を守らせる
宗教家の毒親には家庭での役割だけは守らせるようにしましょう。
信仰心が強くなると幹部になったり、毎日のように宗教活動をしほとんど家にいないなんてこともありえます。
母、父としての役割(子どもを育てること)を全うできていない場合は注意したり、宗教活動を控えるように打診してもいいと思います。
あまりにも宗教にのめりこみ、家庭内の空気が悪くなったり、経済面にも支障をきたすといった場合は、要注意です。
宗教に入らない、信じないという意思を持つ(流されない)
宗教家の毒親に強要されてもできるだけ宗教に入らないようにしましょう。
またもう入ってしまっている場合は「自分は流されない」という強い意志を持ちましょう。
親はプレッシャーをかけて子どもを入信させようとマインドコントロールしてきます。
一度宗教に入ってしまうと抜けるのが大変な宗教も中にはあるので、できるだけ入信しないことをおすすめします。
気付いたときには親によって勝手に宗教に入れられていたというケースも実際よくあるので注意しておきましょう。
被害者意識を持ち「親の言うことでもそれとこれとは話が別」「自分は絶対に流されない」と言う意思を強く持つようにしてください。
毒親のタイプ別!親が宗教を強要してくるときの対処方法
自分の親がどの毒親のタイプに当てはまるか分からない場合は、こちらの記事を先にお読みください↓
過干渉タイプの親には宗教活動を減らしていく姿をアピール
過干渉タイプの親には宗教活動を減らしていることをアピールしていきましょう。
過干渉タイプの親は子どものプライベートに土足で踏み込んできます。
また、友達のようにフレンドリーで子どもの事なら何でも知っているというような関係を望みます。
そういう過干渉タイプの親を持つ人は、少しずつ宗教活動に拒否している姿を見せて宗教と距離を置いていきましょう。
『子どもに嫌われたくない』という想いが過干渉タイプの毒親の中にはあるので、『宗教が嫌いなだけで母のことを嫌いになったわけではない』というスタンスで行動すれば毒親も少し落ち着くと思います。
虐待タイプの親には無理して対抗しない
虐待タイプの親が宗教を強要してくるときは、無理して抵抗しないことをおすすめします。
虐待タイプの親は自分の都合やテンションで子どもを振り回し暴力をふるうことが特徴です。
優先順位をつけると、信仰する以上に自分の体を守ることが大切です。
また、虐待タイプの毒親は自分一人でどうにかできる問題ではなく、犯罪の域になってくるので、まず周囲を頼ることが大切です。
匿名、無料で相談できる電話相談やメール相談もあるので活用してみるのもおすすめです。
精神依存タイプの親は根本的な症状を治すのが先決
精神依存タイプの親はまず病院に行くなどして根本的な症状を治すのが先決です。
精神依存している毒親は、精神的にもろかったり、ヒステリックになりやすかったりと感情の起伏が激しい特徴があります。
精神的に依存してくる親にうっとうしいと思うこともあると思いますが、放っておくと家庭崩壊の火種になる可能性もあります。
宗教活動に熱心になり精神的に安定しているのなら別ですが、宗教に浸かりすぎて家庭をないがしろにしたり、宗教に家庭のお金をつぎ込んでしまうこともありえます。
精神科や心療内科に行くなどして、宗教以外の場所で精神的に安定できる場所を作ることをおすすめします。
放置タイプの親には意思が大事
放置タイプの親に宗教を強要されたときは意思が大切です。
放置タイプの親はあまり子どもに興味を示しません。
そのため放置タイプで宗教を強要してくる親は少ないと思われますが、それでも注意は必要です。
放置タイプの親に育てられた子どもは孤独を感じやすかったり、愛情不足をよく感じてしまう子どもになってしまいケースが多いです。
親に期待して愛情をもらいたかったと思っている子どもたちもいるかもしれませんが、宗教の強要は愛情表現ではありません。
宗教は個人個人が選択できるものであり、なんとなくや誰かのために入信するものではありません。
親から優しい言葉をかけられ、宗教を勧められたとしても、自分の意志をちゃんと持って断ることや無視することが大切です。
まとめ 何を信じるかは自分自身で決めること
記事のポイントをまとめます。
毒親が宗教にハマる理由は2つ
①精神的安定を求めている、②育った家が宗教家だった
毒親が宗教にハマったときどうするかは3つ
①放っておく、②家庭での役割を守らせる、③宗教に入らない、信じないという意思を持つ
親が宗教を強要してくるときの対処方法(毒親のタイプ別)
①過干渉タイプには宗教活動を減らす姿を見せる、②虐待タイプには対抗しない、③精神依存タイプは症状をまず治す、④放置タイプは意志を強く持つ
宗教を信じること自体は個人の自由ですが、子どもに宗教を強要させることはおかしいことなのではと私は思っています。
私自身、「自分が我慢していれば丸く収まるんだ」と自分を犠牲にしようとしたときもありました。
でも歳を重ねるごとに、「やっぱりおかしい」と思うことが増えていきました。
自分の人生は自分の物で、親の物ではありません。
自分の人生は自分で選択していきましょう。