精神科や心療内科に行った時に話すことが分からない方へ。
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私はこれまで何度も精神疾患になり、精神科や心療内科で診察を受けてきました。
そして現在はうつ病を治療するために精神科へ通っています。
先日このようなツイートをしました↓
精神科や心療内科で話すことの例↓
︎︎︎︎薬が効いている気がするか
薬の副作用が出ていないか
ご飯は食べれているか
よく眠れているか
家族との関係は良好か
学校や会社のストレスはどうか
気分が落ち込む日は週に何日あるか
楽しいと思えることはあるか
精神的にしんどい時どうしているか— あしゅ☽・:*元不登校で鬱病の人 (@asyulog) January 21, 2021
今回はこれまで何度も精神疾患になり病院に通っていた私が、『精神科や心療内科で話すべきこと』と『精神科や心療内科でうまく話すためのコツ』についてお話ししていきます。
本日の記事
・精神科や心療内科に行った時に話すことが分かる
・精神科や心療内科に行ってうまく話すためのコツ
Contents
精神科や心療内科で話すこと
診察してすぐ「最近の調子はどうですか?」と先生から聞かれることが多いと思います。
その後どんなことを答えるといいか例をあげていきますので、参考にしてみてくださいね!
今どんな症状に困っているか
精神科や心療内科で話すことの1つ目が、現在困っている症状についてです。
精神疾患になると精神的な症状のみでなく、身体的な症状も現れることもあります。
心身ともにどんな症状が現れているか詳しく先生に伝えましょう。
身体的な症状の例
- 頭痛
- 腹痛
- 吐き気
- 口の渇き
- 汗
- 動悸
- 体がだるい
- 本の内容や人の話の内容が理解できない
精神的な症状の例
- 涙が止まらない
- イライラしやすくなった
- 何もやる気が起きない
- 後向きにしか考えられない
- 気持ちが落ち込む
- 消えたい、死にたいと思う
薬の効果は出ているか
精神科や心療内科で話すことの2つ目が、薬の効果についてです。
精神疾患の治療のために抗うつ薬や精神安定剤、睡眠導入剤などを処方してもらっている方も多いと思います。
その方は処方された薬に効果が感じられているかを先生に伝えましょう。
特に抗うつ薬は効き始めるまでに時間がかかったり、副作用が出やすいという特徴があります。
抗うつ薬を長期間飲み続けているのになかなか効果が出ない場合や、副作用によっては新しい薬に変更することも考えられるでしょう。
家での生活はどうか
精神科や心療内科で話すことの3つ目が、家での生活についてです。
よく先生から聞かれるのが、
- 眠れているか
- ご飯を食べれているか
- 体重が急激に増えたり減ったりしていないか
この3つです。
睡眠に関しては、
- 睡眠時間は取れているか
- 寝付きはいいか
- 悪夢にうなされていないか
- 寝汗等に困っていないか
- 朝ちゃんと起きれるか
食事に関しては、
- 食事の量が以前と比べて減ったり増えたりしていないか
- 「おいしい」と感じられるか
- 食べられなくなったものはあるか(脂っこいもの等)
などを参考にしてみてください。
周囲からのストレスについて
精神科や心療内科で話すことの4つ目が、周囲からのストレスについて。
最近仕事や学校、家族と接する中で変わったことやストレスに感じた出来事、悩みなどはありませんでしたか?
ストレスの対処は精神疾患の治療において重要です。
どんなことで今悩んでいるのか、どんなことが原因で今の症状があらわれているのかなどは、周囲とのかかわりの中にヒントが隠れていることが多いです。
基本的に医師は患者の意見に反対することはありませんので、ちょっとしたことでも話してみて先生と一緒に自分の思考や心の曇りを晴らしてみましょう。
前回の診察時と比べて変化したところ
精神科や心療内科で話すことの5つ目が、前回の診察時と比べて変化した点について。
精神疾患は良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
前回病院に来た時と比べて精神的に落ち着いているか、それとも前回よりも精神的に不安定になっているかを伝えるだけでも、治療を行う上でお医者さんにとってはありがたい情報になるでしょう。
週にどれぐらい不安定な日があったか、どれぐらい頓服を飲んだかなど前回と比べて増えたことや減ったことを伝えてみるといいかもしれません。
精神科や心療内科でうまく話すためのコツ
しどろもどろでもいいと個人的には思うですが、うまく話せるか心配という声もよくいただくので少しでも安心して話すためにできることをお話しします。
症状や出来事をメモしておく
精神科や心療内科でうまく話すために、症状や出来事をメモしておくといいでしょう。
つらい気持ちや苦しい気持ちでいっぱいいっぱいになると、いざ話そうとしても何から話していいのかわからず混乱してしまうことがあるんですよね。
診察時間には限りがあるので最近あったことや症状の変化などをメモに一度まとめておくと、頭の中で整理できて良いかもしれません。
メモを見ながら話してもいいですし、メモを見てもなかなか声が出ない場合、そのままお医者さんにメモを見てもらってもいいと思います。
先生に聞きたいことをリストアップする
精神科や心療内科でうまく話すために、先生に聞きたいことを事前にリストアップしておくのもいいでしょう。
伝えたいことを伝えて先生からも話してもらって満足して診察を終えた後、「これについて聞きたかったんだった」と思い出すことこともあると思います。
せっかく診察に行くのでできるだけ多く吸収して帰るためにも、先生に聞きたいことがあるか考えておきましょう。
家族を診察の場に同席させない
精神科や心療内科でうまく話すために、家族を診察の場に同席させないのもいいかもしれません。
人によっては誰かに見られていると自分のことを素直に先生に話せないという人もいると思います。
また精神疾患の原因に家族の存在がある場合、家族の前で今自分の抱えているストレスや悩みについて話すのは難しいかもしれません。
そのような方は自分だけが先に診察室に入って診察を受けて、その後家族も一緒に、または家族だけで先生の話を聞くという風に診察の仕方を変えてもらうのがおすすめです。
家族と別で診察をお願いしたいということを受付時に伝えたり、受付の方にこっそりメモを渡しておくのもいいかもしれません。
ハンカチを準備しておく
精神科や心療内科でうまく話すために、一応ハンカチも持っておきましょう。
泣くつもりはなかったのに話していたら涙が止まらなくなったという経験が私自身何度もあります。
人前で泣くのは嫌だと思ってできるだけ我慢しても、精神疾患は感情のコントロールが難しくなる病気でもあるのでなかなか思うように涙は止められません。
お医者さんがティッシュを貸してくれることが多いですが、申し訳ないなと思ってしまう人もいるかもしれないので、そういう方はハンカチを持っておくと安心でしょう。
時間をつぶせるものを持って行っておく
精神科や心療内科でうまく話すために、時間をつぶせるものを持って行っておくといいでしょう。
精神科や心療内科は予約していても診察まで待たされることがあったりします。
待ち時間が長いとイライラしてしまったりして感情の波が荒れてしまうことも考えられるので、診察待ち対策のものを持って行っておくといいでしょう。
まとめ 少しずつ慣れていくから安心して
記事のポイントをまとめます。
精神科や心療内科でうまく話すためのコツは、①症状や出来事をメモ、②聞きたいことをリストアップ、③診察時家族と同席しない、④ハンカチを準備、⑤待ち時間対策グッズを持っておく
先生とはいえ、人は人。
自分に合わないなと感じたら他の先生に変えてもらったり、病院自体を変えればいいので、そこまで身構える必要はありませんよ。
診察の回数が増えれば次第に先生との信頼関係も出てきて、話しやすくなってきます。
なので最初からうまく話そうとしないで大丈夫です。
先生からも歩み寄ってきてくれますので、ゆっくり行きましょう。
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