精神科や心療内科に行くべきか知りたい方へ。
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私はこれまで何度も精神疾患になり、精神科や心療内科に通ってきました。
(現在もうつ病の治療のため精神科や通院しています)
何度も精神疾患になり通院してきた私は経験上、精神科や心療内科に通うことにデメリットはほとんどないと感じています。
今回はこれまでの経験をもとに、精神科や心療内科に通うメリットとデメリットについてお話ししていきます。
本日の記事
・精神科や心療内科に通うメリットがわかる
・精神科や心療内科に通うデメリットがわかる
Contents
精神科や心療内科に通うメリット
自分の味方ができる
精神科や心療内科に通うメリットとして、自分の味方ができる点があげられます。
精神的に不安定になってから家族や会社、学校など周囲の人からの風当たりが強くなったと感じている人はいないでしょうか?
そして周囲からの言葉に傷つき、「私がおかしいのか」と悩んでいる人もいるかもしれません。
精神科や心療内科の先生は患者の考えを責めることはありません。
心身の具合を診て、悩みごとも否定せず聞いてくれます。
特に精神疾患は家族からの理解がなければ治療が難しい病気です。
どんな病気なのか、どんな症状が出るのか、家族はどうやってサポートするべきなのかなど家族に対し主治医の先生が説明してくれることもあるでしょう。
身近に自分の体のことやメンタル面の不安を共有できる人がいないと感じている人は特に、精神科や心療内科に行って自分の味方(医師)を作ってほしいなと思います。
自分の病気を知ってもやもやが少し晴れる
精神科や心療内科に通うメリットとして、自分の病気を知ってもやもやが少し晴れる点もあげられます。
「自分は精神的な病気なのではないか?」とずっと1人で悩み続けている人はいないでしょうか?
また何の病気なのかとネットで検索し続け、余計に不安が膨らんでしまったという人もいるかもしれません。
精神科や心療内科に行って今の自分の状態を主治医の先生に話した後、医師は今後の治療スケジュールの説明や薬の処方などを行ってくれるでしょう。
医師によってはどんな病気になっているのか診断名を伝えてくれる場合もあります。
実際に診てもらい診断されることによって「この病気だったのか」と分かり、これまで抱えていた漠然とした不安が少しマシになることもあるでしょう。
-
精神疾患の自己診断だけでは不十分!ネットの自己診断の落とし穴とは
Aさん自分は精神疾患なのかな Cさん自己診断をしたら精神疾患だったけど病院に行くべきなのかな と悩んでいませんか? こんにちは、あしゅです。 私は過去に何度も精神疾患になり ...
続きを見る
薬物治療や心理療法など専門的な治療を受けれる
精神科や心療内科に通うメリットとして、薬物療法や心理療法など専門的な治療を受けられる点もあげられます。
ドラッグストアで睡眠改善薬やリラックス効果のある漢方なども販売されていますが、病院で処方された薬と効果を比べるとかなりかなり違います。(しかもドラッグストアで販売されている薬は高い...)
また抗うつ薬や精神安定剤は使用方法を誤ると危険だということもあり、基本的にドラッグストア等ではあまり効き目の強い精神の薬は販売されていません。
それに対し病院では何種類もの薬の中から患者に合うものを処方してくれます。
副作用が起こったり、薬が合わなければ違う薬に変更して自分に合う薬を探してくれるので、より最短で自分の症状の苦しさを楽にすることができるでしょう。
そして専門的な心理療法や知能テスト等も病院に行けばできるのでその点もメリットの1つかもしれません。
精神科や心療内科に通うデメリット
医療費がかかる
精神科や心療内科に通った時のデメリットとして、医療費がかかる点があげられます。
精神疾患になると長期間通院が必要になることも多いので、その期間に発生した医療費はどうしても負担しなければなりません。
しかし自立支援医療制度を利用することで診察代や薬代をかなり節約できるので、自立支援医療制度を利用して少しだけでも医療費の負担を軽くしましょう。
-
自立支援医療制度(精神通院)とは?負担額や対象疾患、注意点を解説
自立支援医療制度を知りたい人へ Cさん自立支援医療制度ってどんな制度? Dさん自立支援医療制度はどんな人が使える制度なの? と考えていませんか? こんにちは、あしゅです。 ...
続きを見る
生命保険に加入できない
精神科や心療内科に通った時のデメリットとして、生命保険に加入できない点があげられます。
死亡時や病気によるリスクを軽減するために生命保険に入りたいと考えている人もいるかもしれません。
生命保険に加入する際は現在かかっている病気はないか告知する必要があるため、通院を始めてしまうと生命保険に加入できなくなってしまいます。
また通院中でも加入できる生命保険の場合は保険料が高くなるケースも多いです。
今生命保険に加入したいと思っている方は早めに手続きを済まして、生命保険に加入した後に通院を始めるのがベストでしょう。
(でも手続きに時間がかかればその分治療が遅れてしまう事を覚えておいてください)
精神疾患を治療し完治した後、何年か経てば加入できる生命保険もあります。
今すぐ生命保険に入りたいという方でなければ治療後、生命保険の加入を考えるのもいいでしょう。
まとめ 精神科や心療内科に行くべきか分からない時は行っていい
記事のポイントをまとめます。
精神科や心療内科に通うデメリットは、①医療費がかかる、②生命保険に加入できない
精神疾患に何度もなった私が思うのは、精神科や心療内科に行くべきかと考えたら迷わずできるだけ早く病院に行ってほしいということです。
精神科や心療内科へ行ったことで受けるデメリットもありますが、精神的につらい状況を放置し続けることのほうが危険だと思っています。
精神科や心療内科はどんな場所なのかと不安に思う方もいるかもしれませんが、普通の病院です。
熱が出た時に内科に行くように、精神の具合が悪い時は精神科や心療内科に行く...
敷居が高い場所ではないので、「ちょっと相談したい」というぐらいでも早めに病院へ行きましょう。
できるだけ早く治療を始めることで、病気の重さや治療にかかる時間も変わってきますよ。
-
【適応障害】仕事が怖い。退職して転職すべき人と復職すべき人とは
適応障害になり仕事に行くのが怖いと思っている人へ Cさん適応障害で仕事に行くのが怖い Dさん適応障害になって退職し転職するべきか復職するべきか分からない と悩んでいませんか?   ...
続きを見る
-
休むべき時の10のサイン『まだ大丈夫』と言い聞かせると精神疾患に
休息が必要な時のサインを知りたい方へ。 Aさん休むべき時が分からない Dさん疲れすぎたらどうなるのだろう と考えたことはありませんか? こんにちは、あしゅです。 私は不登校になったり職場 ...
続きを見る
-
精神疾患が原因でお風呂に入れない、食欲不振で食べられない時の対処法
精神疾患になって生活に悩みを抱えている人へ。 Aさんうつ病になって食べられない時が増えた Dさん精神疾患になってからお風呂に入れなくなってしまった と悩んでいませんか? & ...
続きを見る