不登校になった原因が分からない方へ。
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は高校生の時不登校で、当時不登校になった原因が分からず苦悩しました。
悩んだ結果自分はHSP気質があるのではないかと思うようになりました。
先日このようなツイートをしました↓
現在不登校、
過去に不登校だった人に質問です。あなたはHSP気質を持っていますか?
HSPとは↓https://t.co/M1waDCZwxy
— あしゅ🌙*゚@元不登校元適応障害 (@asyulog) February 7, 2020
今回は、不登校になった理由の一つとして考えられるHSPについてお話します。
本記事の内容
本当の自分を知る
HSPの概要を知る
HSPとの向き合い方を知る
Contents
私が不登校になった原因が分からなかった本当の理由
- 学校に行けなくなった具体的な理由がない
- 友人関係良好
- いじめられてなかった
- 自称進学校で応用クラス
- 部活動も部内の雰囲気も良く成績もそれなりに残せた
- 周りから仲いい家族と言われていた
- コミュニケーションをとることも苦痛ではなかった
学校に行けなくなった理由をネットで調べた結果、たどり着いたのは気質HSPでした。
不登校になった原因が分からない人は『HSP』を疑ってみよう
こちらのサイトから自分がHSPであるかチェックできます。
HSPとは
- HSPとは『Highly Sensitive Person』の略。
- 繊細・神経質・内向的と言われる人が持つ『気質』の事。
- 病気ではない
- 人口の15~20%の人、つまり5人に1人にこの気質がある。
HSPの特徴とは
主な特徴『DOES』
D:『Depth』深く処理する
O:『Overstimulation』過剰に刺激を受けやすい
E:『Empathy』共感力が高い
S:『Subtleties』些細なに気づきやすい
具体例
- 痛みに敏感
- 何かを決めるときは行動する前に考える
- 空気を読みすぎる(顔色をうかがう)
- 他人の気分に影響を受けやすい
- 暴力的なシーンのある映像が見えない
HSPにより私に起こっていたこと
家族の顔色を常に伺う
家族の顔色を常に伺い、親に喜ばれることをしようとしたり、親に怒られないような行動をしていました。
仕事のストレスで両親ともに毎日気分にムラがありました。
私自身、空気が悪い空間がとても苦手で、家族の空気をよくすることが自分の使命と思っていました。
長女だったこともあり、私は率先して家事や子守りをして両親のご機嫌を取っていました。
弱い自分を見せるのが怖い
弱い自分、自分のキャラじゃない自分を見せると嫌われるのではないかと思い弱みを見せられませんでした。
高校生になり、学業でうまくいかないことが増えました。
しかし、学業面などでクラスメートと比較し劣等感や焦燥感を感じても、弱みを見せたくなかった私は、プライドが高くなってしまい、自分のキャラで自分を苦しめることも多くありました。
暴力的、痛々しい動画を見ると気持ちが落ち込む
暴力的なシーンのある映画や、痛々しいニュースを見ると気持ちが落ち込んだりすることがありました。
私の場合は、ボクシングやプロレス、犯罪・災害のニュースなど、自分にとっては衝撃的な内容の物は意識的に見ないようにしていました。
臨機応変に対応できない
臨機応変に対応できないことが多かったです。
予想していなかった出来事や、今までやったことがないこと、何も準備していないことが起きると、対処する力よりも不安な気持ちが勝ってしまい、うまく動けなくなってしまっていました。
私の場合は、急なテストや、急な授業内容の変更、急に授業中指名される等でとても焦るなどがありました。
周囲の気分に左右される
周囲の気分や感情に振り回され、周囲の様子がいつもと違う時は「自分が何かしてしまったのかもしれない」と思い不安になってしまうことがよくありました。
例えば、親の機嫌が悪い時は「自分に非があったのかもしれない」と思い、怒られるのを過剰に恐れたり、自分が怒られているわけではないのに誰かが起られているだけで自分も申し訳ない気持ちになったりして、自分の気持ちが不安定になりがちでした。
不登校の原因であるHSPの対策方法
一気に対処していくのは難しいかもしれませんが、できそうなところから対策してみて自分を少しずつ楽にしてあげましょう。
HSP気質のある学生の方がHSPだと感じるケースを例にあげ対処法を紹介します。
・一人でゆっくり家で休みたいと思っていた時に友達から「遊びに行こう」と誘われたとき
⇒適当に理由をつけて(塾、病院、金欠)断りましょう
・苦手は人に「遊びに行こう」と誘われたとき
⇒上記同様に適当な理由をつけて断ってみましょう
・親の機嫌が悪い、、なんだか空気が重いなあと感じたとき
⇒自分の部屋に引きこもる、散歩に出かけるなど一人になれる空間を作りましょう
・暴力的、グロテスクな映画・ドラマ・ニュースなどがリビングでついている
⇒「見たくない」「怖い」「痛そう」など嫌だなと思ったら、適当に理由をつけて自分の部屋にこもりましょう。
・些細なことで泣いてしまうなど自分に落ち込むとき
⇒無理に泣くのを止めなくていいです。涙もろいのはHSPの気質であり、あなたのせいではありません。少し頑張れた時に自分にご褒美をあげましょう。
まとめ HSPな自分を少しずつ対処していけばいい
記事のポイントをまとめます。
真面目な人がHSPの人には多いと言われています。
「自分のせいじゃないか」と過度に不安になったり、「自分が我慢すればいいか」などと無意識のうちに自分を犠牲にしがちです。
「なんだかこの感じ嫌かも、、」と感じたら、その場から離れたりして自分の時間や感情を大切にすることが大事です。
自分がHSPでささいなことで傷つきやすいからと言って嘆く必要もありません。
この記事を見て、自分はもしかしたらHSPかもしれないと思った人は、落ち込むのではなく、「自分はHSPだからこういう性質があったんだな。いろんな対策の仕方があるんだな。」と自分を見つめ直すきっかけにしてほしいと思っています。