自分の家族は機能不全家族なのかと悩んでいる不登校生へ。
と考えたことはありませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は高校生の時に不登校になった経験のある元不登校生。
現在は25歳となり高校卒業後大学進学できましたが、過去何度も精神疾患に陥った程あまり精神的には強くない人です。
私が高校生で不登校に悩んでいた時「自分の家族は機能不全家族なのでは?」と感じるようになりました。
今回は不登校経験者の私がが機能不全家族とは何か、自分の家族が機能不全家族か診断する方法についてもお話しします。
本記事の内容
機能不全家族とは何か分かる
自分の家族が機能不全家族か分かる
機能不全家族に対し不登校の子どもができる対処法が分かる
不登校の子どもの家庭に多い『機能不全家族』とは
機能不全家族とは
- 家族の誰かが常に緊張状態にある
- 家族の誰かが『別の自分にならなければいけない』状態にある
- 家族の誰かが『被害者』『加害者』『傍観者』『脅迫者』の役割についている
不登校生の家庭に多い『機能不全家族』かを診断する方法
次の場合は機能不全家族の可能性が高いです。
- 虐待やネグレクトを受けている
- 親が過干渉過ぎる
- 家族の中が悪い
- 貧困である
- 家族間でプライバシーがない
- 家事は子どもがしている
- 家族だけの決まりごとがある
- 親からの愛情をあまり感じられない
- きょうだい間で比較されて育った
- 親が情緒不安定だった
- 親がアルコール、ギャンブル、薬物依存症
- 親から批判されることが多かった
- 周囲からいい家族であろうと取り繕う
- 学歴や職歴、仕事、お金などが何より大事
- よく親の愚痴を聞かされた
自分の家族は機能不全家族なのか診断したい方はこちらへ
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機能不全家族に対して不登校生ができること4つ
結論を先にお話しすると、
機能不全家族に対し不登校生ができることは、家族に振り回され過ぎないようにしながら、自分の意志を持つ練習をすることです。
詳しい具体策についてお話ししますね。
「うちはおかしい」と認める
機能不全家族に悩んでいる不登校生はまず、「うちはおかしい」と自分の家族が機能不全家族であることを認めましょう。
「もっと自由になりたい」「家ぐらい自分らしくいられる場所でありたい」と思ったことがある人もいるかもしれません。
そんな不登校生はまず「自分の家族は機能不全家族なのだ」と認め、今まで家族のために頑張ってきた自分を精神的に解放してあげましょう。
家族と一緒にいると疲れたり、したくないことをやらされたりと、「なんだか家族にいるのに疲れるな」と思う人は機能不全家族の可能性が高いです。
親に依存したり依存されている場合は「うちはおかしいかもしれない」と気づくことが自体が遅れてしまうこともあるので注意が必要です。
親が喜ぶから、または悲しむから、怒るから勉強を頑張るなど無意識の中で頑張る理由が自分ではなく家族になっていませんでしたか?
学校に行けなくなってしまったあなたは、もしかしたら家族のために頑張りすぎて糸が切れてしまったのかもしれません。
あなたはあなたがやりたいと思うことを自分のために頑張る権利があります。
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自分の時間を確保する
機能不全家族に悩んでいる不登校生は、できるだけ自分の時間を確保しましょう。
『家族のために』という考えではなく、自分自身のために行動する時間を少しずつ増やしていくことが大切です。
当たり前のように家族のために家事をしたり、勉強をしたり、習い事に行ったりしてきたかもしれません。
でも今後は少しずつ家族と距離を取り、自分のためにやりたいことを探してやってみてください。
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否定されても適当に受け流す
機能不全家族に悩んでいる不登校生は、自分の考えを家族から否定されたとしても適当に受け流す癖をつけていきましょう。
いつの間にか親の考えることやしていることが自分の教科書になっていませんでしたか?
自分がやりたいと思っていること、自分が考えていること、感じていることは本当は一番最初に尊重すべきものなんです。
自分から自立する
機能不全家族に悩んでいる不登校生は、自分から自立するようにしましょう。
『やらなければいけないこと』を優先してやるのではなく、『やりたいこと』を明確化し行動することが大切です。
今は学校にあまり行けていなくて不安な時期かもしれません。
でも少しずつ家族から離れて自分の事だけを見つめることで
- 今の自分にできること
- もう少ししたらできそうなこと
- できそうなことができたらどうしたいか
などが見えてきて考え方自体が少しずつ前向きになっていきます。
一度一人の時間に今の自分にできることや、もう少ししたらできそうなことなど考えてみてください。
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まとめ 不登校生は機能不全家族とはまともに接しない方がいい
記事のポイントをまとめます。
機能不全家族とは、子どもが自分らしくいることが難しく、日常的に家族へのストレスを抱えてしまい家族としての機能が失われている家族を指す
虐待や過干渉、無関心、家族内の不仲、きょうだいとの養育差、依存症、親と子どもの立場が逆転などが起こっている場合、機能不全家族の可能性が高い。
機能不全家族に対して不登校生ができることは、①「うちの家族はおかしい」と認める、②自分の時間を確保する、③否定されても適当に受け流す、④自分から自立する
私は未熟で親の手を借りないと何もできないと思われていたであろう高校時代が過ぎ、大人になりました。
私が大人になるとともに親は少しずつ歳を取り、体力も落ち、当たり前ですが老けました。
「ああ、もう親に勝てる。」と正直思います。
自分の意志を持ち親の反対なんてどうでもいいと思える自分がいます。
私は「私の道を歩む権利があるのだ」と不登校になったのを機会に少しずつ思えるようになりました。
そして今、親からの虐待や親の依存症により自分の命が危ないかもしれないと少しでも思ったならすぐに周囲を頼ってください。
電話相談やメール相談の参考ページをはっておきます。
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