仕事が怖い、仕事に行けなくて悩んでいる方へ。
こんにちは、あしゅです。
私は社会人一年目の時に上司から受けたハラスメントにより、適応障害に陥りました。
毎日職場に行くのが辛くて、自殺しかけたこともあるぐらい結構重症でした、、
本記事の内容
適応障害の原因
仕事に行くのが怖いと思ったときはどうすべきか
Contents
適応障害って何?
「仕事が怖い」「仕事に行きたくない」という想いから職場に行けない自分を責めたり、憂鬱な気分が続いている場合は適応障害の可能性があります。
適応障害はある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。
たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。
また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
具体的な適応障害の症状
適応障害による精神症状
- 抑うつ気分が続く
- 不安感
- 焦燥感
- 緊張感が取れない
- 怒りっぽくなる
適応障害による身体症状
- 眠れなくなる
- 食欲がなくなる
- 吐き気
- めまい、ふらつき
- 頭痛
- 腹痛
- 動悸
- 異常に汗をかく
- 記憶力が低下する
- 疲労感が取れない
適応障害が引き起こす行動
- 仕事を休む日が増える
- 遅刻するようになる
- 集団を避けるようになる
- 仕事に集中できない
- 仕事以外のことはできる
- 飲酒、喫煙が増える
仕事による適応障害の原因
- 仕事が忙しい
- 業務が覚えられない
- 仕事が合わない
- 業務内容が自分に合ってない
- 失敗をした
- 職場いじめにあっている
- 上司から叱られた
- セクハラにあっている
- 異動や転職により環境が変わった
- 合わない人が職場にいる
- 異動で新しい人が入ってきた
- 異動で頼りにしていた人がいなくなった
- 海外赴任になった
- 昇進した
仕事に行くのが怖いと思ったときの対処法
適応障害を放置すると、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)といった深刻な精神疾患に陥ることもあります。
ここからは仕事が怖い時の対処法についてお話しします。
病院に行く
仕事が怖いと思う状態が続いているときは、必ず心療内科や精神科などの病院に行きましょう。
なぜ仕事に行くのが怖いのか、どうすれば職場に行くのが怖いと感じてしまう気持ちを対処できるか、この2点を分からずに無理に職場に行ったとしてもストレスが溜まり続けるだけ。
精神科や心療内科に行くと医師がストレスへの対処の仕方を教えてくれたり、精神を穏やかにさせるための薬を処方してくれますよ。
また医師と話すことで今の自分の症状や性格、現在自分が置かれている状況などを客観的に見ることもできるでしょう。
また継続して精神科や心療内科に通うお金がないという方もいるかもしれません。
精神疾患闘病中は自立支援医療制度という診察代や薬代にかかる自己負担額を減らしてくれる制度もあります。
精神疾患と診断されたら自立支援医療制度を必ず申請して、精神的にも経済的にも負担を少なくしながら通院するといいかもしれません。
仕事を休む
仕事が怖いと思う状態が続いているときは、一度仕事を休むことを検討してみましょう。
仕事に行こうとすると心身ともに症状が出るのは、体からも心からもSOSが出ている状態。
「明日は仕事に行かないと...」「仕事が溜まると周りに迷惑をかけてしまう...」などたくさん考えることもあると思います。
しかし適応障害の治療を行う上で重要なのはストレス源から離れること、つまり仕事をお休みして心も体も安静にすることです。
有休、欠勤、時間休、病休、休職、どんな手を使ってもいいので休める手段を最大限に酷使して自分の精神状態を取り戻すために休んでほしいと私は経験上思います。
何よりも自分を大切にすべき時なんだと思ってあげてください。
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寝る、時間を紛らわす行動をする
仕事が怖いと思う状態が続いているときは睡眠をとったり、時間の流れを紛らわせるような行動をして、仕事のことを考える時間をできるだけ減らしましょう。
「業務時間外なのに、気が付けば仕事のことを考えてしまう...」という人も多いと思います。
仕事と休養は切り替えて、休む時は自分だけを大切にしてあげる時間にしましょう。
精神的に不安定になると周囲からの言葉や目がきつく感じたり、モチベーションが低下したり、卑屈になってしまいがち。
後ろ向きに考えてしまうとストレス量も多くなってしまうので、精神的に疲れている時はストレスの体感時間を少なくするために睡眠をよくとったり、趣味や時間を紛らわせることができる行動をしていきましょう。(私はYouTubeを見たり、ゲームをしたりして感情が落ち込みすぎるのを防いでいます)
仕事は自分の人生を豊かにするためのツール。
自分の心をすり減らしてまで仕事をする必要はないと私は思いますよ。
家族と話す
仕事が怖いと思う状態が続いているときは、今の状況を家族に話しておくことで精神的な負担が軽減される場合があります。
「家族に心配させたくない」という想いから、今の仕事や体調について話せないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、ストレスをため込むことで今以上に症状を悪化する可能性も考えられます。
症状がひどくなったり、精神疾患になって職場に行けなくなり長期間休職することになった時、先に精神的にしんどい状況だということを軽くでも伝えておいた方が家族も心の準備がしやすいかもしれません。
まとめ 仕事が怖い気持ちを我慢するのは危険
記事のポイントをまとめます。
適応障害には精神症状、身体症状、行動面での症状がある
仕事に行くのが怖いと思うのが続くときは、①病院に行く、②仕事を休む、③時間を紛らわす行動をする・寝る、④家族と話す
適応障害による体の異変を放置するのは大変危険です。
適応障害を治療するのに大切なのは、
できるだけストレス源から離れること
できるだけ仕事上でストレスを溜めないようにすること
仕事と自分の時間をしっかり切り替えること
憂鬱な気持ちが続いたりして、仕事に支障が出てきたと感じている人は早めに心療内科や精神科へ受診しましょう。
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