適応障害の休職期間について知りたい方へ。
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は過去に上司からのハラスメントより適応障害になったことがあります。
会社にいけなくなり、1年3か月ほど休職をして最終的に働いていた会社を退職しました。
長い期間適応障害で休職していた私が今回は、適応障害で休職する時どのぐらいの期間休むべきなのか、適応障害で休職している間は何をするべきなのかお話しします。
本記事の内容
適応障害の休職期間中にやるべきことがわかる
Contents
適応障害で休職するときの期間の目安と理由
結論、休職期間から復帰する目安は主治医に任せるべきです。
その理由を今からお話ししていきます。
自分自身では自分の精神状態が分かりずらいから
なぜ適応障害になってしまったのか、今の自分は精神的に安定しているのか、なかなか自分では分からないという人も多いと思います。
精神科や心療内科の医師は精神疾患のプロです。
客観的な目で見て自分の状態を判断してくれるので、主治医と相談して復帰の時期を考えるのがおすすめです。
経済的な面はカバーできることがあるから
適応障害で休んでいると収入面が不安に思うこともあると思いますが、収入面が不安だからと体調が安定しない状態で復帰するのはかなり危険です。
もっと深刻な症状が出たり、他の病気を併発する可能性があります。
休職期間中、会社にもよりますが傷病手当を取得できたり、休職中も何割か給料がもらえることがあるので復帰を早まる前に会社からもらえる手当てがないか確認しましょう。
自立支援医療を使えば医療費を削減できるから
自立支援医療制度は、精神的な疾患等で通院する時の医療費を安くすることができる制度です。
病院に通ったり薬をもらうのも結構お金がかかります。
一度適応障害になると定期的に病院に通う必要があるので、収入によって削減できる額はまちまちですが、一度自立支援医療制度を使ってみるのを検討してみるのがいいと思います。
自立支援医療制度の詳細はこちらです↓
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適応障害で休職期間中やっておくべきこと
信頼できる医師を探す
休職期間中にやっておくべきことの1つ目が、信頼できる医師を探すこと。
休職期間中はもちろん、復職したり退職した後も主治医に診察してもらうことになると思います。
主治医との付き合いも長くなっていくので、できるだけ自分に合う医師を探しましょう。
自分に合った主治医が見つかれば治療に対して疑問を抱くことも減り、少し前向きに治療に臨むこともできるかもしれません。
「なんだか合わないな」と思った時は医師を変えてもらうか、病院自体を変えるのをおすすめしますよ。
寝る
休職期間中にやっておくべきことの2つ目が、寝ること。
仕事をしていた時はストレスからなかなか眠れなかったり、疲労が取れていなかったりしていたかもしれません。
想像以上に疲れが溜まっていることが予想されるため、寝れるときにめいっぱい寝ておきましょう。
精神的にしんどくて、何もできない時は特に寝ることを最優先にしてください。
嫌なことを考えてしまうとその分またストレスがかかってきてしまうため、嫌なことを考えてしまいそうなときは眠って後向きな考えをしてしまう脳を強制終了させましょう。
また全然寝付けないという人は病院の先生から睡眠導入剤をもらっておいてください。
抗うつ薬などに比べ効き目が出るのも早いのですぐに寝付きの悪さが改善できるかもしれませんよ。
気を紛らわせるものを見つける
休職期間中にやっておくべきことの3つ目が、気を紛らわせるものを見つけること。
何もしていないと嫌な出来事を思い出してしまったり、将来が不安に感じたりと後向きに考えてしまうことも多いですよね。
後ろ向きに考える時間を減らすためにも寝ること以外に暇をつぶせることを見つけておきましょう。
ゲームや読書、映画鑑賞など自分に合ったものならなんでも大丈夫ですよ。
自立支援医療制度などの手続き
休職期間中にやっておくべきことの4つ目が、自立支援医療制度の申請。
自立支援医療制度の申請に通ると医療費の負担を軽減できるので、必ず申請しておきましょう。
申請前にかかった医療費は払い戻しされないため、できるだけ早く申請しておくことが大切です。
また傷病手当など会社からもらえる手当があればそれも申請しておくといいでしょう。
今の職場を辞めた先の未来も考えておく
休職期間中にやっておくべきことの5つ目が、会社を辞めた先の未来も一応考えておくこと。
でもこれに関しては、少し症状が軽くなって自分を冷静に見れるようになってから。
主治医と話し合って決めるのがいいとは思いますが、自分自身でも今の仕事を続けるのか、今の仕事を辞めるべきなのか一度考えておきましょう。
仕事をやめて失業保険をもらったり、障害年金や厚生年金を受給したり、障害者手帳を取得し障害者割引を活用するなどして少しの間治療に専念することもできます。
働くこと以外でお金を集められる方法がないかもこの機会に考えてみてください。
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まとめ 適応障害で休職中は自分を優先
記事のポイントをまとめます。
主治医に休職期間終了のタイミングを任せる理由は、①自分自身で自分の精神状態は分からないから、②経済的な面はカバーできることがあるから、③自立支援医療を使えば医療費を削減できるから
適応障害の休職期間中にやっておくべきことは、①信頼できる医師を探す、②寝る、③気が紛れるものを見つける、④自立支援医療制度の申請、⑤職場を辞めた先の未来も考えておく
休職期間中は周囲からの目や、将来の不安、経済的な不安、いろんな不安と戦っていると思います。
しかし一番大切にしてほしいのは自分の健康です。
健康なしではこれまでのような生活はできません。
決断をするときは何よりも自分の健康を優先するようにしてください。