不登校 自立支援医療制度

病院代の節約に!自立支援医療制度の申請手続きの流れと必要書類とは

 

自立支援医療制度の申請の手続きの仕方を知りたい方へ。

Cさん
自立支援医療制度に申し込むにはどうしたらいいの?
Dさん
自立支援医療制度の手続きの時に何が必要なの?

と悩んでいませんか?

 

この記事を書いている私は、自立支援医療制度を使って大幅に医療費を削減しながら病院に通院しています。

今回は自立支援医療制度を申請するときの手続き方法や必要書類、注意点をお話しします。

 

本記事の内容

自立支援医療制度の手続きに必要なものが分かる

自立支援医療制度の申請手続きの流れが分かる

自立支援医療制度の申請中に注意することが分かる

 

前回、自立支援医療制度の概要や制度が適応される疾患などをまとめていますのでそちらもご覧ください。

【不登校・適応障害】精神疾患の病院費が安くなる!自立支援医療とは

 

今回も前回同様、自立支援医療制度の中でも精神的な病気で通院しているときに医療費を軽減できる『精神通院医療』をピックアップしてお話します。

 

 

自立支援医療制度の手続きに必要な物

 

 

まず、自立支援医療制度の申請手続きのために必要となる書類などをお話しします。

住んでいる市町村によって手続きに必要な書類の名前が違う場合が多いのでざっくりとお話ししていきます。

参考までに東京都の自立支援医療についてのパンフレットを添付しておきます。

⇒(参考)東京都の自立支援医療制度のパンフレット

 

申請書

 

申請書には、どの病院にかかっているか、どの薬局を使っているかなどを記入します。

役所に準備されているほかにも、通院している病院に置いてある場合や、市町村によってはHPで様式をダウンロードすることもできます。

申請書は住んでいる場所によって様式が異なるので注意しましょう。

 

診断書

 

診断書は通院している病院で主治医に書いてもらう必要があります。

診断書を書いてもらうときには文書料がとられてしまうので注意してください。

また、病院に行ってその場で医師に書いてもらうのではなく、多くの場合が、自立支援医療制度を申請したいことを主治医に伝えてから、一週間から二週間ほど経って再度病院に出向き、診断書をもらうという形になると思います。

あしゅ
私の場合、文書料として5000円ほど負担しました。値段としては高いですが、自立支援医療制度を使用するとすぐに元はとれました。また、急ぎで申請したかったので主治医の先生に「できるだけ早く書いてほしい」と伝え、数日で書類を頂きました。

 

世帯の所得状況のわかる書類

 

課税証明書・非課税証明書、生活保護受給証明書など所得を証明するために必要です。

役所で取得することができます。

世帯収入によって医療費の負担額が違ってくるので重要な書類です。

 

健康保険証

 

申請する人の健康保険証を忘れずに持っていきましょう。

国民健康保険に加入しているときは、加入している家族分のコピーも必要となります。

また、家族の扶養に入っているときはその健康保険の被保険者分のコピーが必要となるようです。

 

印鑑

 

自立支援医療制度に関する資料を役所で書いたり、他の必要書類を取得するとき、訂正印を押すときなどに必要となりますので忘れず持参しましょう。

 

マイナンバー

 

マイナンバーカードやマイナンバーの通知カードが必要です。

未成年の子どもの代わりに親が申請する場合は、一応、子と親の両方のマイナンバーを持参しておくと安心です。

 

種類3

 

自立支援医療制度の申請手続きの流れ

 

 

市によっては郵送で申請できる場合もあるようですが、今回は役所などの窓口で直接申請する手続きの仕方を説明します。

 

①通院している病院に自立支援医療制度を申請したいことを伝える

 

自立支援医療制度を使うことができる病院や薬局と、制度が使えない病院や薬局があります。(国が指定しています)

一度通院している病院に自立支援医療制度を使える病院であるか聞いてみましょう。

またその際に、申請書は病院にもおいてあるか、診断書にどのぐらいの金額が必要かなども聞いておくといいでしょう。

 

②病院で診断書を主治医に書いてもらう

 

診断書を主治医に書いてもらい、継続して通院する必要があることを記載してもらいましょう。

「診断書は次回来た時に渡す」と言われていても、文書料は先払いという場合も多いのでお金を準備しておきましょう。

 

③役所で必要書類の提出

 

役所で必要な書類を提出しましょう。

書類の他に印鑑や保険証、マイナンバーも忘れずに持っていくようにしましょう。

申請書と課税・非課税証明書は役所の窓口で取得できます。

主治医からの診断書は念のために役所に提出する前にコピーをとっておきましょう。

 

あしゅ
私の場合は役所の『福祉課』で申請しました!

 

④約一か月後自立支援医療受給者証が届く

 

1か月程すると郵送で自立支援医療受給者証が届きます。

1か月から3か月程家に届くまで時間がかかる場合もあるようなので、自立支援医療制度を申し込みたいと思っている人はできるだけ早く申請する方がよさそうです。

 

⑤診察の日に指定の病院や薬局で提示する

 

診察の日に自立支援医療受給者証と自己負担上限額管理表を病院に持っていき、受付時と会計時に提出しましょう。

薬局も同様、受付時に提出しましょう。

 

自己負担額上限額管理表は自立支援医療受給者証と一緒に家に届いているはずです。

 

 

 

まとめ 自立支援医療受給者証が来るまでは領収証を捨てないで!

 

 

記事のポイントをまとめます。

自立支援医療制度の申請手続きに必要なものは6つ

①申請書、②診断書、③世帯所得の分かる書類、④健康保険証、⑤印鑑、⑥マイナンバー

自立支援医療制度申請手続きの流れは、①通院している病院に制度について相談⇒②診断書を書いてもらう⇒③役所で書類提出⇒④郵送で自立支援医療受給者証を受け取る、⑤病院や薬局に受給者証を持っていき提示する

申請してから自立支援医療受給者証が届くまでは領収証を捨てないようにする

 

自立支援医療制度を申請してから受給者証が届くまで診察などにかかった病院や薬局の領収書は捨てないで保管しておきましょう。

受給者証が届いたら保管しておいた領収証を病院や薬局に受給者証と一緒に持っていくと返金手続きしてくれます。

あしゅ
返金が一万円以上あったときはびっくりしました!

 

自立支援医療制度を使うと医療費がかなり節約でき、病院にも通いやすくなるので精神的な負担も減ります。

 

しかし自立支援医療制度の存在を私が知ったのは大学生になってからでした。

「先生なんでもっと早く言ってくれなかったの!」という思いでいっぱいでしたが、残念ながら今まで支払った分の医療費は返ってきませんでした。(当たり前ですが)

 

病院費を削減できればその分浮いたお金を学費や生活費に回すことができます。

自立支援医療制度を活用して、生活を安定させ少しでも通院しやすい環境を作っていきましょう。

 

あしゅ

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