hsc、hspが何か知りたい方へ。
と考えたことはありませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は現在25歳で、25年間自分のhspの気質と共に生きてきました。
hspは最近ではよくテレビ番組などでも取り上げれていますが、「hscについてはよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
今回はhscとhspの違いやhscの対処法についてお話しします。
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本日の記事
・hscとは何かが分かる
・hscとhspの違いが分かる
・hscの対処法が分かる
Contents
hscとはhspの子ども版
hscはHighly Sensitive Childの略。
hspの子ども版と言えるでしょう。
hscの特徴とhspの特徴は同じです↓
①深く処理する
②過剰に刺激を受けやすい
③共感力が高い
④些細なに気づきやすい
hscの子どもの具体的な特徴
hscの子どもには具体的にどんな特徴があり、どんな行動を起こすのかここでは説明します。
hscの子は疲れやすい
hscの子どもたちは疲れやすいと言われています。
学校から帰ってきても元気いっぱいの子もいれば、学校から帰ってきたらいつもぐったり疲れている子どももいますよね。
hscの子どもは刺激に敏感だったり思考力をずっと働かせていることも多いので、人一倍疲れやすくなってしまいます。
hscの子はよく泣く
hscの子どもたちは、よく泣く子が多いかもしれません。
hscの気質の一つの感受性の高さが関係していると考えられるでしょう。
親の前で泣くこどももいれば、人前では泣かず一人でいる時は涙を流しやすいこどももいます。
またドラマや映画、音楽などを鑑賞しているときに感動して涙を流すこどももいます。
映像を見て感傷に浸るなど、一見心の成熟が早いなと思うこともあるかもしれません。
しかし『大人っぽい』の裏側にhscが隠れていることもありますよ。
hscの子は怖がりやすい
hscの子どもたちには怖がりやすい子が多いでしょう。
hscの気質に過剰に刺激を受けやすい面があります。
例えば、
- おばけやUMA
- 暗い場所
- 動物や虫
- 血
- 叫び声
- 怒りの声 等
こどもによっても怖いと感じる物は違ってきますが、hscの子どもは不安感を引きずりやすく、恐怖感を取り切れず体調を崩してしまうこともあります。
「それが怖いの?」っていうようなことでも怖く感じるhscのこどもたちにはとても多いんですよ。
hscの子は誰かが怒られているのが苦手
hscのこどもたちは誰かが怒られていると自分まで怒られている気分になる子が多いです。
これは大人になったhspの人達にも多い特徴です。
学校で先生に怒られている友達はそこまで反省していないのに、怒られていない子どもが反省しているなんてこともしょっちゅう。
共感性の高さや刺激の受けやすさが作用しているのかもしれません。
本当に何も悪いことはしていないのに、自分を責めてしまうことがあるため自尊感情の低下につながってしまうこともあります。
自分ではない誰かが怒られているのに顔色が悪くなっていたり、呼吸が荒くなったり、冷や汗をかいていたりするこどもはhscの可能性があるでしょう。
hscの子は大きな声が苦手
hscのこどもたちの中には大きな声が苦手な子も多いでしょう。
叫び声や物が壊れた音、大きな声で話す友達、家族の怒鳴り声が苦手なhsc気質の子も多くいます。
大きな音を聞いてびっくりしやすい子はいませんか?
hscの過剰に刺激を受けやすい面からそのような特徴が表れているのかもしれません。
hscの子は痛みを感じやすい
hscのこどもたちの中には痛みを感じやすい子が多いです。
怪我をしたときの痛みの感じやすさもあるかもしれませんが、人の心の痛みを感じやすい面が顕著に現れます。
これはhscの共感性の高さが理由でしょう。
人の心に寄り添える面から優しい、大人だねと言われがちな子にも多いかもしれません。
子どもも知らないうちにストレスが溜まっていたりもするので、癒しが大切になってくるでしょう。
hscの子は不登校になることも多い
hscの子どもたちの中には不登校になってしまう子も多いです。
今、または過去に不登校になったことがある人達にTwitterで質問をしてみました。
現在不登校、
過去に不登校だった人に質問です。あなたはHSP気質を持っていますか?
HSPとは↓https://t.co/M1waDCZwxy
— あしゅ🌙*゚@元不登校生元適応障害 (@asyulog) February 7, 2020
結果を見ても不登校になったことがある人で、自分がhsp(hsc)だと自覚している人がかなり多いことが分かっていただけると思います。
hscの気質のある子で学校に適応するのが難しいと感じてしまう子は結構多いのかもしれません。
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hscの子への接し方(対処法)
子ども自身で『自分はhscだ』と自覚している子はほぼいないでしょう。
思春期になり自分と向き合うようになってから徐々に自分の特徴を把握し始めます。
hscの子どもを育てる親に大切なマインドは子どもの特性を認めてあげること。
具体的にどういう対処法があるかここではお話しします。
子どもの顔色をよく見る
hscの子どもが好きなもの苦手なものを、子どもの顔を見て気づいてあげましょう。
意外と子どもはなかなか自分の好き嫌いを察知できません。
苦手なことを苦手だと言える子もいますが、特にhscの子は空気を読んだり、自分の感情を外に出せない子も多いです。
子どもが言えなくても苦手そうだと思う事を顔色を見て判断してみましょう。
hscの自分の子どもができること、苦手なことを明確にさせることで対処すべき事項が見えてきます。
疲れているときはしっかり休ませる
hscの子が「疲れているかもしれない」と思ったら早めに休ませてあげましょう。
人混みが苦手な子どもは特に疲れやすいです。
「親についていかないと」と思って無理をしている子も多いので、「もしかしたら疲れているかもしれない」と思ったら早めに休憩を取りましょう。
- 椅子に座らせたあげる
- 静かな場所に移動し休憩する
- 車内で休む
- 早めに家に帰ってくる
などして子どもの安心できる空間を早く確保してあげましょう。
人ごみやにおいに酔いやすかったり、苦手なものはhscの子どもでもそれぞれ。
できるだけ子どもが苦手だと思う空間には連れて行かないというのがベストかもしれません。
感受性の豊かさを責めない
hscの子どもたちの感受性の豊かさを責めないようにしましょう。
感受性の豊かなところは長所でもあります。
実際に感受性の豊かさを活かした職に就く人もいるぐらいです。
しかし感受性の豊かさを責めると、長所を封じ込め自己表現ができない子になってしまいます。
「なんでそんなことで泣いているの?」と思うことももしかしたらあるかもしれません。
でも子どもも人間で個性があります。
子どもの感受性の豊かさを認め、子どもが感情的になっているときは特に愛情を注いで「このままのあなたでいいんだよ」と言うような気持ちで接しましょう。
価値観を押し付けない
hscの子どもに価値観を押し付けすぎないようにしましょう。
hscの子どもたちは感受性が強かったり、深く考える力に長けています。
hscは生まれながらの体質で治すものではありません。
子ども自身がhscの気質とどう向き合っていくかをサポートするのが親の役目。
「ふつうはこうだ」「これが当たり前なんだ」という考えもあるかもしれませんが、子どもの意思を尊重するスタンスは絶対に忘れないようにしましょう。
まとめ hscもhspも一生付き合っていくもの
記事のポイントをまとめます。
hscの子は①疲れやすい、②よく泣く、③怖がりやすい、④誰かに怒られているのが苦手、⑤大きな声が苦手、⑥痛みを感じやすい、⑦不登校になることもある
hscの子どもへの接し方は①この顔色を観察する、②良く休ませる、③感受性の豊かさを責めない、④価値観を押し付けない
hscの自分に対応していくのは最終的に子ども自身です。
hspの気質のある大人の中には周囲と自分との差を感じ、生きづらさを抱えたまま社会人になっている人も多くいます。
社会人になっても少しでも精神的に楽に生きていくために、自分で自分を認めることができる人になることが必要。
親が「そのままのあなたでいいんだよ」という寛大な心を常に持って接することで、hscの自分に対する自己肯定感も上がり今後の生きづらさを少しでも解消することができるかもしれません。