25歳の私が不登校だったことを後悔していない理由【学校・就活】

不登校の今を後悔する日が来るのではないかと思っている方へ

Aさん

今の学校を卒業できなければいつか後悔するのではないか

Bくん

不登校だったことが就職の時に不利になるのではないか

と悩んでいませんか？

こんにちは、あしゅです。

私自身高校時代不登校になり、不登校になったことを後悔する日が来るのではないかと昔ずっと不安に思っていました。

しかし25歳になって大人になった今でも、通っていた学校を卒業できなかったことも就職活動面でも不登校だったことを後悔していません。

本記事の内容

あしゅ

YouTubeでもお話ししました。気になる方がいらっしゃいましたら、見てみてください！

不登校で通っていた学校を卒業できなかったのに後悔していない理由

結論ですが、私は不登校になり2年8か月通った全日制進学校から通信制高校に転校しましたが全く後悔していません。

この理由についてお話ししていきます。

学校に行かなければいけない呪縛から解放されたから

学校に行かなければいけない呪縛から解放され、精神的にとても楽になれたので、通っていた学校を卒業できなかったことに後悔していません。

不登校だったときは毎日「学校に行かないといけない」という考えでノイローゼ状態に陥っていました。

『学校に行かないと卒業できない』

『授業を受けないと学力も落ちるし進学にも不利』

『親や先生から毎日怒られる』

そんなことを考えながらも、それでも学校に行けない自分を毎日責めていました。

ですが、通信制高校に転校してから学校に行く必要がなくなり、ノイローゼ状態から解放され、驚くほどのスピードで体調が回復していきました。

通信制の高校を無事卒業できたから

通っていた全日制高校は卒業できませんでしたが、通信制高校を卒業し、無事高校卒業の資格を取れたことでほっとできました。

高校3年の12月頃に通信制高校に転校し、通信制高校を卒業するまでにスクーリングがあったのは卒業するまでの4ヶ月で2回ほどでした。

今まで頑張って単位を取得しようとしてきた分、通信制高校卒業のためのほとんどのの単位が取れていたようです。

「高校ってこんなに簡単に卒業できるの？」と今まで悩んでいた自分がばかばかしく思ったのを今でも覚えています。

転校しても仲のいい友達とはずっと交流があるから

通っていた学校を卒業できなくても、仲のいい友達とはずっと交流があるので、不登校になったことを後悔していません。

前に通っていた学校の友達と転校したら交流がなくなってしまうのではないかと不安でしたが、全く心配する必要はありませんでした。

転校してから自分自身を見つめなおし、転校しても自分が大人になっても会いたい友人が少数であることに気付きました。

あしゅ

親友とは25歳になった今でも交流はありますし、今度友人の結婚式でスピーチする予定です。

不登校だったことを就職活動時後悔しなかった理由

結論ですが、履歴書を見て不登校になったことを就職の面接で聞かれたことは何度もありましたが、私自身は不登校生だったことを就職面からも後悔していません。

後悔していない理由をお話していきます。

不登校は珍しいものではなかったから

年々不登校生は増加しています。

採用面接の中で不登校生だったことを触れられたとしても、過去ではなく今を見てどうやって乗り越えたのかを評価する企業がほとんどです。

過去に不登校だったことを話しても責められることはありませんでした。

しかし、通信制の高校に途中から転校した理由についてはかなりの確率で質問されました。

質問されても「病気になって単位がなくなりそうになったので確実に卒業するために通信制に転校して卒業しました」と答えていました。

「どんな病気だったの？」と聞かれることもありましたが、「精神的な病気です。今は完治しているので大丈夫です」と言えば特に問題はありませんでした。

不登校が強みになることもあるから

不登校生は増えていても、まだまだ少数派なため、不登校の経験は希少価値が高いです。

教育系、医療系、福祉系、心理系、栄養系など就職したい企業の分野によっては、不登校であった経験が強みとなることがあります。

私が塾受付の面接を受けたとき不登校だったことを必要以上に質問されたことがあり驚きましたが、全て前向きな意味での質問でした。

不登校生の辛さは不登校生しかわかりません。

学習塾に通う不登校生にできるサポート方法など面接中に面接官の方と熱弁して合格を頂いたことがあります。

あしゅ

「塾に通っている学生をどう思いますか？」と聞かれ、「可哀想だと思うことがあります」と話しました。物心がついた時には塾に通っていて、親から褒められることにしか自分の価値を見出していない時が私にはあったからです。こんな返答でも責めることなく受け入れてくれて、面接中に泣きそうになりました。

不登校が理由で落とされてもこっちから願い下げだと思っていたから

私は「元不登校生はメンタルが弱いから採用しません」という考えの会社で働きたいとは思いません。

なので私は不登校だったことを聞いてあきらかに面接官の態度が変わった場合は、こっちから願い下げだと思って面接を受けていました。

まとめ　不登校でも後悔しなかったのは感情的に行動しなかったから

「今の学校をやめよう」「中退したい」と感情的に思って、行動しようとしている人がいるならそれはおすすめしません。

絶対に後悔が残ると思うからです。

実際に学校を辞めると、大人からの支援の数が圧倒的に減ります。

支援の数が減ると自然と自分で道を切り開いていかなければいけません。

感情的に学校を辞めることでやる気がみなぎってくるでしょうか？

将来に対する漠然とした不安に包まれる人が多いのではないでしょうか？

学校に行けていなくても、今の学校に所属していれば、先生を頼ることができますし、転校の手続きもスムーズに行えますよ。

あしゅ