と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私には高校生の時に不登校になった過去があります。
当時の私は学校に行かなければならないプレッシャーに押しつぶされながら、無理にでも学校へ行こうとしていたのですが、その頑張りは虚しくどんどん不登校が加速してしまったんですよね...
今回は不登校を経験した私が不登校を治すこととは、不登校を乗り越えることとはどういうことなのかお話しします。
本記事の内容
不登校を乗り越えるために一番初めにすべきこと
不登校を治す本当の意味がわからないと起こること
『不登校を治すこと=学校に戻ること』と思っていませんか?
不登校を経験した私が思うのは、不登校を治すことは必ずしも今通っている学校に戻ることではないということ。
しかも『不登校を治すこと=学校に戻ること』と思い込んで不登校の子どもに接したり、学校に無理に行こうとすると不登校が悪化する可能性すらあります。
ではなぜ『不登校を治すこと=学校に行くこと』と言う考え方が危険なのか、ここからはお話ししていきます。
精神疾患になるリスクが高まるから
『不登校を治すこと=学校に戻ること』という考え方が危険な理由に、精神疾患になるリスクが高まるからと言う点があげられます。
どうすれば学校に行く時の不安な気持ちを解消できるのか、この点を考えないで無理に学校に行ってもストレスが溜まり続けるだけ。
学校に行けなくなったのはストレスを溜め続けた結果です。
既に精神が危険な状態なのに、自分に合ったストレスの対処法を知らずにむやみに学校に行こうとしてもストレスで精神が崩壊する未来しか待っていません。
ストレスを溜め続けると精神疾患になるリスクが高くなるので『不登校を治すこと=学校に戻ること』と決めつけるのは危険なのです。
親子関係が悪化するから
『不登校を治すこと=学校に行くこと』という考え方が危険な理由に、親子関係が悪化するからという点もあげられます。
親御さんの中で学校に行けない子どもの腕を引っ張って、無理に学校に連れて行こうとしている方はいないでしょうか?
進学や受験、成績、友人関係、周囲の目など学校に行けないことによって、様々な面で不利益を被るのを避けたいと考えている方も多いと思います。
しかし『学校に行かなければ後れを取ってしまう』という考えで子どもの感情を無視してしまうと不登校生は、精神的に安心できる場所がない、誰を信じたらいいのかわからないと感じ、親に対し不満を抱くようになってしまうんです。
次第に不登校生が全くしゃべらなくなったり、心を開いてくれなくなったりと親と子との間で大きな溝が生まれてしまうでしょう。
生きる意味を見失うから
『不登校を治すこと=学校に行くこと』という考え方が危険な理由に、生きる意味を見失うからという点があげられます。
不登校を治さなければと考え、子どもを学校に行かせるために『学校に行け!』『学校に行かないのは甘えだ!』などと一方的に不登校生を責めていないでしょうか?
学校に行けないことを一方的に攻められると『どうしたら学校に行けるのか』ではなく、『学校に行けない自分はダメな子なんだ』と言う考えになってしまうんですよね....
- 学校に行けないことがなぜいけないことなのか
- 精神を崩壊させてまで学校に行く必要はあるのか
- なぜ学校に行けないことが甘えになるのか
これらの説明をしないで『学校に行けないことは悪いこと』として叱ってしまうと、子どもたちは自分の存在はいらないもののように感じてしまいます。
そうして次第に家族にとって不要な存在なのだと感じて生きる意味を見失ってしまうのです。
また『学校に行かなければいけないんだ』という考えから、『学校に行きたくない』という本心をなかったことにしようとしている不登校生の方もいるかもしれません。
そのような人はなかったことにしたつもりでも、本音と全く逆の行動をすることが確実にストレスになって蓄積しているということを覚えておいてください。
ストレスがいっぱいいっぱいになってしまった時、『なぜ自分はここまでして学校に行っているんだろう』『生きてまで学校に行く必要あるのかな』と考えるようになる未来が待っています。
まとめ 不登校を乗り越えるには精神的安定を取り戻すところから
記事のポイントをまとめます。
私が不登校を経験して思ったのは、学校に無理やり行っても根本的な解決にはならないという点。
無理に学校に行っても不登校になった原因を知り対処法を分かっていないと、また同じストレスがかかった時にうまく対処できず、最終的に不登校に後戻りしてしまうんですよね。
不登校を乗り越えるためには、まず精神的安定を取り戻すところから。
正直不登校経験者として私は、学校に行きつつ精神的にも安定させるというのはかなり難題だなと考えています。
不登校になった時は子も親も一度立ち止まって、転換期だと思って自分と向き合うことが大切です。
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