自分の気持ちを分かってもらえず辛いと思っている不登校生へ
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は高校生の時不登校でしたが、24歳になった今は、高校を卒業し心理学系の学部へ大学進学、そして卒業できています。
今回は「不登校あるある」をお話しします。
YouTubeで動画も作成していますので良ければそちらもご覧ください。
本記事の内容
Contents
不登校あるある
実際に高校生の時に不登校になった私が、「これって共感してくれる人が多いんじゃないかな」と思うことをピックアップしてご紹介していきます。
量が多いのでサクサクっとお話ししますね!
「体調どう?」と周囲に心配されて反応に困る
久々に学校に行ったとき、笑顔で友達や先生に「体調良くなった?」と毎回言われてました。
気にかけてくれてすごく嬉しいんだけど、「体調良くなったわけじゃないし、本当は学校にも怖いから来たくなかったし、正直今すぐ家に帰りたい」だなんて本心は言えませんでした。
親同士がケンカしがちになる
私には聞こえないようにしてたのかもしれませんが聞こえてました。
「もっと真剣に考えてよ!!」と父に訴える母の声が怖くて、申し訳なくて当時はすごく自分を責めました。
当時は私は高校生、妹は中学生で反抗期真っ只中。
あの時の家族の雰囲気がとても苦手でした。
保健室やトイレに逃げる
学校に頑張って行けたとしても、50分間の授業をずっと教室で居続けるのがかなり苦手でした。
勝手に疎外感を感じたり、授業も集中して聞けず、先生やクラスメイトの声は自分の心拍数を加速させていました。
心臓はバクバクで、だんだん気持ち悪くなったり、おなかが痛くなったりして、保健室やトイレによく逃げ込んでました。
自分が不登校になるなんて思ってもみなかった
私は不登校になるまでは、自分のことを結構コミュニケーションもとれるし、対人面で苦労することはなさそうだな、、なんて甘く見ていました。
友達と下校していた時に別のクラスの不登校生の話になり、私は「まあ、不登校なんて私には関係ない話よ」なんて言ったら、友人は「でも結構そう思っている人の方が危ないらしいよ」なんて陽気に話していたんですが、友人の言った通り私が不登校になりました。笑
肌が荒れる
不登校になるまであまり肌が荒れたりしない肌質だったのですが、不登校になってから肌がストレスに敏感になっていました。
今でもその名残からか、ストレスが溜まってダウンする前は肌が荒れることが多いです。
電話が怖い
家の固定電話にかかってくる電話はほとんどが学校から私のことでかかってきていたと思います。
「最近学校来れない日が続いてるけどいつ学校に来れそう?」「そろそろ学校に来ないと授業遅れるよ」「もうすぐ受験なんだし学校には来た方がいいんじゃない?」などいろんなことを当時先生から言われていました。
学校に行かないといけないことは分かっているのに、それができない自分をまた先生から責められているようでずっとしんどかったです。
最終的には頭が全然回らないほど精神的にも病んでいたので、「はい、、頑張ります、、、学校行きます、、、」と適当に答えることしかできませんでした。
死ぬのは怖いけど消えたいと思う
私の場合自殺願望ではなく「この世の中から消えてしまいたい」という願望とずっと戦ってました。
私は痛みに敏感なタイプなので、自殺となると「死ぬときに痛そうだな」と思い、できるだけ楽にこの世からいなくなる方法を毎日ネットで調べていました。
今は死ななくて本当によかったって思っています。
高校を卒業して地元を出て一人になってみて世界が広いことに気付きました。
心から大好きだと思える人にも出会えました。
そして無理しない今までの自分のままでいいんだと楽に考えられるようにもなりました。
朝「なぜ学校に行けないのか」と親から尋問タイム
平日の朝は、学校に行くことと、学校に行けないことで親や妹たちに罵倒されることとの2つに恐れていました。
「なんで学校に行けないの」「学校に行かない理由を話しなさい」「ママへの当てつけなの?いやがらせ?」「姉ちゃんのせいで学校に行くのが恥ずかしい」などたくさん言われたなと、、、。
何も答えない私にかなりイライラしていたんだと思います。
当時は自分でも何が起こっているのか分からなくて、どうしたらいいのかも分からなくて、永遠泣いていました。
気づいたら『不登校』とググりがち
自分は不登校になった当時、学校に行けなくなった理由が分からなかったので、『不登校 原因』とか『不登校 進路』『不登校 辛い』など検索していました。
自分なりに不登校と戦おうとはしていたのだと思います。
でも調べれば調べるほど感情はむなしくなっていき、調べても何も行動に移せない自分が醜く思っていました。
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友達からの連絡に返信できない
私の場合、友人関係には恵まれていました。
学校に行けなくなっても責めたりしなかったですし、無理やり来させようともしませんでした。
学校をお休みしてしまった日はいつも「今日は体調どう?」と連絡をくれて、今思いかえしても優しい友達だったと思います。
でも当時の自分は気をつかってくれる友達に対し、本当の自分を見せるのが怖いと考えていました。
毎日泣いて泣いて精神が崩壊しているようなところを見せて嫌われたくなかったのだと思います。
強がった返信もだんだんできなくなり、返信のスピードはとても遅かったです。
学校に行くたびに単位について呼び出し
私は高校生の時、全日制の単位制高校に通っていたので、学校に行けた日は必ずと言っていいほど、担任に職員室に呼び出されていました。
「学校に来ないと卒業が危ないぞ」「進学する気はあるのか」とたくさん他の生徒がいる職員室で怒られプレッシャーでしかありませんでした。
何回も言われてるし理解していないわけじゃないのに、何回言われても学校に来れない自分自身を責め続けていました。
同じ不登校の人をみて心が落ち着く
不登校だった当時は周りの友人と比較し劣等感を感じ、自分の気持ちを分かってくれる理解者が周りにいなかったのですごく心細かったです。
学校に行っていない時間にネットを漁って、同じように不登校で苦しんでいる人の掲示板などを見るのが一番心が落ち着けた気がします。
「私だけじゃないんだな」って思うことで少し精神的に楽になりました。
まとめ 不登校は孤独ではない
記事のポイントをまとめます。
私が不登校生だったとき、誰も私自身も理解できない不登校の症状に不安や焦り、心細さ、寂しさを感じていました。
一人で抱え込まず、信頼できる人やSNSなどで同じ不登校に悩む人たちと交流したりして適度に自分の気持ちを発散するようにすることをおすすめします。