人付き合いに疲れてしまうHSPの方へ
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私はHSP気質があり、過去に不登校や職場でのハラスメント、度重なる精神疾患を経験しました。
これまでHSPや精神疾患に何度も振り回されてきた私が今回は、HSPの人が人付き合いに疲れてしまう原因とその対処法についてお話ししていきます。
本日の記事
HSPの人が人付き合いに疲れる理由
HSPの人が人付き合いに疲れるのを防ぐためにできること
-
HSPとは?HSPあるあるを見て自分に合ったHSPの対策を知ろう
自分がHSPであるか分からない方へ。 AさんHSPの人はどんな特性があるのかな BくんHSPを理解したいと思っているがいまいちよく分からない と思ったことはありませんか? ...
続きを見る
Contents
HSPの人が人付き合いに疲れる理由
周囲の感情の変化に敏感になるから
HSPの人が人付き合いに疲れる理由に、周囲の感情の変化に敏感になるからという点があげられるでしょう。
HSPの人は些細なことに気づきやすい特徴があります。
そのため周囲の感情の変化に気づいたときに、空気を悪くさせないための行動をとりがちになるんですよね。
自分の感情や考えを抑えてでも空気感を守ろうとするため、精神的なストレスを溜めやすくなり、人付き合いに疲れてしまうようになります。
周囲の言葉で自分の感情が左右されるから
HSPの人が人付き合いに疲れる理由として、周囲の言葉で自分の感情が左右されるからという点もあげられるでしょう。
HSPの人は物事を深く考える特徴があります。
そのため周囲から言われたちょっとした言葉を深読みしすぎる傾向があるんですよね。
相手は悪いことを言ったつもりでなかったとしても、HSPの人からしたら責められているように感じ、知らないところで傷ついていることもあります。
人と話すときに疑心暗鬼になったり、傷つくのを避けたいという考えから人付き合いをできるだけ避けてしまう人もいるかもしれません。
人の感情が自分の心に入ってくるから
HSPの人が人付き合いに疲れる理由に、人の感情が自分の心に入ってくるからという点もあげられるでしょう。
人が怒られていると自分も怒られているように感じる、人が泣いているのを見ると自分までつらくなってくるという経験はありませんか?
HSPの人は共感性が高い特徴があります。
そのため周囲の感情が自分に移りやすく、必要以上に落ち込んだり不安になったりして感情に波が生じやすくなります。
自分のストレスだけでなく人のストレスまで背負ってしまうので疲れやすくなったり、精神的に安定できない状態が続いてしまうこともよくあるんですよね。
人が多いと混乱してしまうから
HSPの人が人付き合いに疲れる理由として、人が多いと混乱してしまうからという点もあげられるでしょう。
HSPの人は刺激を過剰に受けやすい特徴があります。
そのため人の数が多くなればその分、人の会話や空気、表情など注意しなければいけないところが増えてしまうため疲れやすくなるんですよね。
HSPの人が人付き合いに疲れるのを防ぐためにできること
人間関係を広げすぎない
HSPの人で人付き合いに疲れてしまいがちな人は、人間関係を広げすぎないようにしましょう。
刺激を受けやすいHSPの人は浅く広くの人間関係より、深く狭くの人間関係の方が合っていると言われています。
自分と関係のある人(学校、職場、ご近所、親族等)全員を大切にすることも素晴らしいことですが、自分がキャパオーバーになってしまっては本末転倒。
傷つきやすかったり不安を感じやすいHSPの人こそ、自分に合う人や大切にしたいと思う人を見極めることが大事かもしれません。
大切にしたい人の優先度を上げることで必要以上に人と交流することがなくなるため、自然と人付き合いに疲れて感じるストレス量も減っていくことでしょう。
「苦手」「嫌い」と思う感情に罪悪感を持たない
HSPの人で人付き合いに疲れてしまいがちな人は、苦手、嫌いと思ってしまうことに罪悪感を持たないようにしましょう。
HSPの人は共感性が高いため、自分の身に起こっていないことであっても相手の立場に立って感情に寄り添える人が多いです。
また空気感を大切にする傾向があるため自分の感情を犠牲にしてでも他人に尽くす傾向があります。
これらの点から自分の気持ちを放ってでも相手のことを優先できる優しい人がHSPの人には多いのですが、だからといって自分の感情をないがしろにしてしまってはストレスが溜ま続けてしまい危険です。
人間なのでどうしても合う合わないはあります。
みんなから慕われている人でも自分にとっては苦手と感じることもあるかもしれません。
自分の本当の感情を見つけ尊重できるのは自分だけということを忘れず、「あの人苦手だな」と思っても自分を責めないようにしてあげましょう。
人間として当然の感情だと思って頭では処理してあげてください。
疲れる前に一人の空間へ逃げる
HSPの人で人付き合いに疲れてしまいがちな人は、疲れてしまう前に一人の空間に逃げる癖をつけましょう。
どうしても苦手な人との人間関係を切れないという人もいるかもしれません。
完全に苦手な人と人間関係を切ったほうが楽なのですが、完全に切れない場合はできるだけ同じ空間にいることを避けて精神的に苦痛と思う時間を減らしていきましょう。
また苦手な人でなくても、長時間人と会ったり会話をするのがしんどいと感じる人もいるでしょう。
遊びの約束を立てる時などは自分が活動しやすい時間帯に集合時間を設定したり、早めに帰るために帰宅する時間をあらかじめ相手に伝えておくといいかもしれません。
人付き合いが苦手なことを克服しようとしない
HSPの人で人付き合いに疲れてしまいがちな人は、人付き合いが苦手なことを克服しようとしなくていいでしょう。
HSPは病気でも性格でもなく、気質。
生まれ持った気質はそう簡単には変えられません。
なぜ自分は人付き合いが苦手なのかと悩み、周囲と比べたとしても劣等感が残ってしまうだけでしょう。
また人嫌いを克服しようと奮闘するのも悪くないかもしれませんが、人嫌いを克服するための行動が大きなストレスになる可能性を考慮すれば、私はあまりおすすめできません。
人付き合いが苦手な点に関しては自分自身で認め、人付き合いが苦手な自分が少しでもストレスを感じることなく生活を送るためにどうすればいいのかを考える方が現実的かもしれません。
まとめ HSPでも自分に合う人間関係は作れます
記事のポイントをまとめます。
HSPの人が人付き合いに疲れる理由は、①周囲の感情の変化に敏感になるから、②周囲の言葉で自分の感情が左右されるから、③人の感情が自分の心に入ってくるから、④人が多いと混乱してしまうから
HSPの人が人付き合いに疲れるのを防ぐためにできることは、①人間関係を広げ過ぎない、②「苦手」「嫌い」と思う感情に罪悪感を持たない、③疲れる前に一人の空間に逃げる、④人付き合いが苦手なことを克服しようとしない
HSPの人にとっては人付き合いは難しい、しんどいと感じる人が多いと思います。
しかし、社会で生きていくためには人付き合いは避けては通れない道であることも確かです。
HSPである自分であることを認知した上で、自分を楽にさせられる人間関係をつくっていくことを最優先してみてください。
-
苦手・合わない人とは距離を置け!合わない人と離れる方法とメリット
合わない人とどう接したらいいのか分からない方へ。 Aさん人に合わせるのがしんどい Bくん親や友達と考えが合わない と悩んでいませんか? こんにちは、あしゅです。   ...
続きを見る
-
逃げることは悪いことじゃない。逃げる時の見分け方と逃げた後を話す
逃げることは悪いことなのか知りたい方へ。 Aさん逃げたいけど逃げるのも怖い Bくん逃げるのは甘えだと言われた と苦しんでいませんか? こんにちは。あしゅです。 ...
続きを見る
-
【HSP対策】HSPによる生きにくさ、疲れやすさを改善しませんか?
HSPを改善する方法が知りたい方へ。 AさんHSPで毎日生きづらい BくんHSPによる疲れやすさを改善したい と悩んでいませんか? こんにちは、あしゅです。 生きづらい、人 ...
続きを見る