不登校になって親が怖いと思っている子どもたちへ。
と悩んでいませんか?
こんにちは、あしゅです。
私は高校生の時不登校不登校になり、「なぜ学校に行けないんだ」と毎日責められ涙を流す日々を送っていました。
不登校生だった当時は不登校になった自分を親が認めてくれず、とてもつらかったのを覚えています。
今回は、私の今までの経験をもとに、親が不登校生に叱る理由と、不登校で辛いということを親に説得する方法についてお話します。
本記事の内容
Contents
学校に行けない不登校生を親が叱る本当の理由
親は基本的には子どもを大切に思っています。
ただ私たちと同じように不器用なのです。
不登校を乗り越えた私が今思うのは、「親も私たち不登校生と変わらない人間である」ということです。
同じ人間なので意見が食い違うこともありますし、反論したいことがあってもおかしくありません。
不登校生のみなさんが学校に行きたくないという気持ちは親にはなかなか認めてくれないかもしれませんし、ひどく叱られることもあるかもしれません。
ですが、あなたはあなたの「学校に行きたくない」という気持ちを尊重していいのです。
この人生はあなたの人生であって親の人生ではありません。
あなたは意志のある人間であって、親の人形ではありません。
不登校になった経験がないから
不登校生に叱る理由の1つ目は、親が不登校になった経験がなく、不登校の知識や不登校生に対する接し方が分からず、学校に行かないのは甘えだと思い込みがあるからです。
不登校になったことのある親なら不登校生が今、どういう想いなのか分かってくれるかもしれませんが、親も不登校だったという人はかなり少ないと思います。
「特に理由もないのに学校を休んでいる」=「甘え」と勝手に親が決めつけ叱っているケースが、特に不登校になり始めた時期の親の態度として出やすいでしょう。
世間体が気になるから
世間体を気にして、「学校に行きなさい」と叱っているのかもしれません。
学校に行くことは世間的には当たり前のもの。
「学校に行く」という当たり前のことができない子どもに恥ずかしいと思っているかもしれません。
「世間体なんて気にならない」という親もいると思いますが、口ではそう言っていても心の奥ではステータスを気にする親が多くいるのもまた事実です。
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子どもの学歴を自分の学歴以上にさせたいから
あなたの親は「子どもの学歴を自分の学歴以上にさせたい」と思っているのかもしれません。
自分の今までの生き方や経歴にすべて満足している親はなかなかいないと思います。
自分と同じ苦労をさせたくないという想いで、自分の子どもに過度に期待を押し付ける親がいるのは事実です。
自分の子育ては間違っていたと思いたくないから
親は不登校になった子どもを見て、「自分の子育ては間違っていた」と思いたくないから、学校に行けないことを叱るのかもしれません。
親も私たち不登校生と同じで人間なので否定されるのが怖いのです。
子どもをどれだけ愛していたとしても、子育てに教科書はありませんし、先生もいません。
何十年も積み重ねてきた子育てを否定されるのが怖いのだと思います。
怖い親を不登校生を説得する方法
自分一人で説得しようとしない
自分一人で説得するのはできるだけやめておきましょう。
私の経験上、子どもの一人で正面突破はかなり難しいです。
なぜかというと、金銭面、人生経験などあらゆる方面から親はマウントを取ってくるからです。
「学校に行きたくない」という気持ちだけで押し切るのは、親に論理的な意見で言いくるめられて終了するのがオチです。
医師、カウンセラー、保健室の先生、学校の先生など、大人を第三者として味方につけるのがおすすめです。
今の学校に行かなくてもいい客観的理由を考える
今の学校に行かなくてもいい客観的な理由を考えてみましょう。
今は学生でも簡単にネットで検索できる時代となりました。
今の学校を辞めても小学校や中学校や高等学校を卒業したと認められる方法を探してみてください。
通信制の学校に通う、他の学校に転校するなど以外と方法はあるものです。
最近では、不登校生「出席」 文科省、学校復帰無理に求めない方針というのがニュースになっていました。
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まとめ 親が怖い不登校学生さんへ経験者からメッセージ
記事のポイントをまとめます。
不登校になって怖い親を説得させる方法は、①自分一人で説得しないこと、②今の学校に行かなくてもいい客観的な理由を探す
先ほどもお伝えした通り、親も私たち不登校生も同じ人間です。
親が間違っていることも存分にあり得ます。
不登校になった私が思うのは自分の今の感情は間違いではないということ。
そして、自分の人生を親の人生にする必要はないということ。
今自分の感情の蓋を閉めようとしている学生さんがいれば、それはしなくていいです。
自分の感情を大切に、「やりたい」「やりたくない」を大事にしてください。
あなたの思いは絶対に間違っていません。
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