優等生が不登校になってしまう理由について知りたい方へ。
と考えていませんか?
私自身、進学校の高校に通っていた時不登校になりました。
同じ高校で優等生だった真面目な学生たちが不登校になり精神を病んでいく姿を今までたくさん見てきました。
不登校になった優等生の学生たちと話をする中で、「不登校になる優等生には共通する点がたくさんある」と思ったので、今回は優等生の弱みや優等生が不登校になってしまう原因をお話ししていきます。
本日の記事
優等生の弱みが分かる
優等生が不登校になってしま理由が分かる
Contents
不登校になってしまう優等生の弱みとは
完璧主義すぎる
不登校になった優等生に多いのは完璧主義すぎる人です。
完璧主義には悪い面もあります。
過度に完璧主義になると、自分の欠点ばかりに目が行ってしまい、自尊感情が低くなってしまう可能性もあります。
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失敗したとき乗り越え方を知らない
不登校になる優等生に多いのは、失敗を乗り越える方法を知らない学生です。
失敗しない人生なんてありませんが、学生だと大きな挫折をまだ経験したことがないという人もいると思います。
大きな壁にぶつかったときに乗り越えるための方法や、精神状態のコントロールの仕方が分からず、立ち止まってしまい不登校になってしまう学生もいます。
周囲からの期待やプレッシャーに応えようと自分を見失う
不登校になる優等生に多いのは、周囲からの期待に応えようとし過ぎる学生です。
いい高校に行くため、いい大学に行くために勉強している人も多いと思います。
しかしそれは自分の本心でしょうか?
先生や親、家族からの期待のせいではないですか?
「~なければならない」と考えがち
不登校になる優等生に多いのは、義務感の強い学生です。
「いい学校に進学しなければ行けない」「いい成績を納めなければいけない」「いい子でいなければならない」など、「~なければならない」と言う考え方中心になっていませんか?
失敗するのが怖い
不登校になる優等生に多いのは、失敗するのを過度に恐れている学生です。
完璧主義のあまり「失敗する自分を見られたくない」と本当の自分をさらけ出すことができない人もいます。
本当の自分ではなく偽りの自分(作った自分)でいると精神的にも疲弊してきてしまいます。
優等生が不登校になる理由
成績不振
優等生が不登校になったきっかけで多いのは、成績不振です。
「今までうまくいっていた勉強がついていけなくなってきた」という信じがたい現実に戸惑っている優等生もいると思います。
今まで大きな挫折をしてこなかった場合、初めての大きな壁に圧倒され、もがいても壁を超えることができず、どうしたらいいか分からず精神的に疲弊し不登校になってしまうというケースです。
高校生が不登校になる原因の1位は学業不振と言う結果も出ています。
重圧によるストレス
周囲からの期待やプレッシャーに耐えられず、燃え尽きてしまい不登校になることもあります。
いい成績をとって当たり前と思われている学生は実は多いです。
周囲からの期待もあり今まで努力し、いい成績を取ってきたが、ふとした時に「自分は誰のために頑張っているのか」と自分を見失い、不登校になってしまうケースです。
弱みを見せられず不安を吐き出すところがない
完璧主義な面から弱みを人に見せられず、心の糸が切れ不登校になってしまうことケースです。
「できない」と言えなかったり、「嫌な自分の部分を見せたくない」と言う考えから自分の不安などを打ち明けられない人も多いです。
まとめ 失敗しない人生なんてありえない
記事のポイントをまとめます。
不登校になる優等生の弱みは5つ
①完璧主義、②失敗の乗り越え方を知らない、③期待に応えようとし過ぎる、④「~なければならない」と考えがち、⑤失敗が怖い
優等生が不登校になる理由は3つ
①学業不振、②重圧によるストレス、③弱みを見せられずストレスを対処できない
勉強は自分との戦いです。
その分、学力が落ちてしまった言い訳を他のせいにすることはできません。(家庭環境を除く)
しかし、優等生に多いのは必要以上に自分に負荷をかけ、自分ではない誰かの期待のために頑張るというマインドです。
「もっと頑張らなくちゃいけない」と必要以上に自分を追い詰めていませんか?
勉強は誰かのためにするものではなく、自分の可能性を広げるためにするものです。
自分の気持ちを第一に勉学に励んでほしいと不登校経験者の私は思っています。
あしゅ